幸せは今

般若心経の276文字には

人生を強く生きる

ヒントが101あると
言われています。

『究竟涅槃（くぎょうねはん）』について説明します。

「究竟」とは無上の、最上級を意味する言葉。

「涅槃」とは一切の迷いから脱したやすらぎの境地をいいます。

この言葉から幾つかの解釈があるので紹介します。

仏の教えにうなずくことのできる人は、心が素直になる。


これは、大いなる思いやりの心によって人々を照らし守る仏の心に接し、汚れた心が浄められる。

素直な心とは、

深くうなずく心、

道にかなう心、

施す心、戒めを守る心

、忍ぶ心、励む心、

静かな心、智恵の心、

慈悲の心であり、


また、方便をめぐらして人々に道を得させる心でもあるから、

仏の世界が築かれるのであると素直な心を説いています。



『忘れるのは恥でない

、諦めることを恥じよ』

真理の教えは実践の教えです。
頭で覚えるのではなく、実践によって身体で覚えていくものです。


日々欠かすことのない実践の行が求められるのです。


これを『勤行（ごんぎょう）』といいます。


何事も諦めないで、
何度も何度も実践して身につけていくのです。



『幸せは過去にも未来

にもない、今ここにあ

る』

過去を追って悔やんではならない。

未来を追って取り越し苦労をしてはならない。
ただ今の一瞬を、

力強く生きていくことと説いています。

生きるヒントになれば

ありがたいです。



今日の良き日を


お過ごし下さい。


合掌