今朝も山本襄治神父の
心のともしびより人の心を紹介します。
『秋は静かな季節である。
もの想う秋に人の心を考えてみたい。
人の心ほど深いものはない。底知れぬ湖のようだ。
人間関係にはハートシップが大切だ。
スキンシップは体のふれ合い、肌のふれ合いである。
しかし、大事なのは心のふれ合いなんだ。
肩を組んだって心のふれ合いがなければいいチームワークができないからだ。
心のふれ合いもやり過ぎると煩わしく思われる。
人は誰でも自分の希望、都合、好き嫌いを、行動の中心、軸にして生きている。
真の思いやりは、
その軸である自分を隣人と置き換えることなのである。
自分を捨てることである。
思いやりや心のふれ合いはむずかしく、いつも不完全なのである。
その不完全な試みの中に、真の愛である神が宿っているからだ』。
難しい表現ですが、
スキンシップよりも、
ハートシップが大切だ。
しかし、心のふれ合いは意外に難しくやっかいなものだ。
やり過ぎてもいけない、自分の考えを押しつけてもだめだ。
相手の立場になって
考える努力をしているときに神のご加護を感じるものだと説いていると思います。
本当に人の心は
湖の底よりも深いのです。
相手の立場をすこしでも理解することを学びましょう。
行ってらっしゃい!
合掌
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