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2015年09月26日07:41

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旅行記(370:北アルプス<7>-槍ヶ岳穂先-)

9時というまだ朝と言っても間違いない時間なのだが、早々とチェックインをした。
まだ朝の掃除最中という事で館内には荷物を置けないのだが(10時以降は可能)、寝床の確保は行えた。
またヘルメットのレンタルも同じ場所で行っているようなので、併せて行った。
普段ならばヘルメットをレンタルするようなことはないのだが、今回は保険料として500円という安心を買う事にした。
 
昨日の槍沢ロッヂに泊まっていた人の話によると、「9時ぐらいの時刻だとヒュッテ大槍方面から来る人とバッティングするらしく槍ヶ岳の穂先は混んでいるので早く行った方が良い」との事だったが、目の前にある穂先はかなり空いている。
お盆の週とはいえども、今日は月曜日という事でそこまで混んでいないのだろう。
午後からは天気が悪くなるという予報がある事と、昨日の同じ時刻とは異なり徐々に雲が増えてきたことから、早く登ってしまった方が良さそうである。
 
槍ヶ岳の穂先へは登りと下りのルートが異なるのだが、一部共有している部分がある。
そのためこの部分で干渉を起こすと、登り下りとも動けないという状況に陥ってしまう。
今回に限っては干渉を起こす寸前の丁度良い人出だったこともあり、コースタイム上は30分とはなっていたがスムーズに20分も掛からずに頂上に着いてしまった。
コース途中は会社同僚への資料画像用に写真を撮りながら行こうと思っていたが、意外とスムーズに足を進めることができた事もあり、写真撮影時間自体が後続の人の事を考えると単なるロスタイムになってしまうために止めた。
今まで様々な人の話やらBlogにて「槍の穂先の怖さ」を見たり聞いたりしてきたが、自分の感覚で言えば「この程度でしかない」という感じだった。
今までに結構な数の岩場、ハシゴなどを経験してきたことが理由として大きいと思うのだが、怖い部分は感じられなかった。
逆に言えばこの程度で怖気づいて動けなくなってしまう人は、経験量が足らないと思わざるをえない。
上高地から槍ヶ岳山荘までは"体力があり、高山病にかからなければ"危険な個所はなく難なく来ることが出来てしまう。
(単に片道約20kmと行程が異様に長いだけのコース)
それ故に自分の技量に合っていない登山となり来てしまう人が多いのだろうと考えられる。
 
頂上は話に聞いていた通りに、ぎっしりと詰めれば20人程度が立っていられる程度のスペースしかない狭い頂上だった。
当然皆立っている事はできないので、頂上で写真を撮った後はさっさと下山しなくてはいけない。
今回運が良かったのは、丁度良く混み過ぎない人出だったこともあり、写真を撮ってもらった後もそれなりに長居(5分程だが)できた事である。
それでも自分が登り詰めた後に、下山する人よりも登ってくる人の方が多かった事もあり直ぐに頂上のスペースが手狭になってしまった。
 
頂上に着いて思い出した事は一つ「ラ王の一軒は有りえない」
http://rocketnews24.com/2010/09/07/%E3%83%A9%E7%8E%8Bcm%E6%92%AE%E5%BD%B1%E3%81%A7%E5%B1%B1%E3%82%92%E5%B0%81%E9%8E%96%E3%81%97%E7%99%BB%E5%B1%B1%E8%80%85%E6%BF%80%E6%80%92%EF%BC%81%E6%97%A5%E6%B8%85%E3%80%8C%E3%81%94%E8%BF%B7%E6%83%91/
 
それなりに長居が出来たので下山を開始した。
下山も特に問題はなかったのだが、鎖場で体を回転させた時にヘルメットに岩がぶつかった。
今回はヘルメットを被っていたので問題にはならなかったが、もしも被っていなかった場合を考えると恐ろしい。
鎖から手を離して滑落していた可能性も考えられる。
その場所はほぼ終了地点間際だったこともあるのだが、気を緩めた隙に危険は襲ってくるのをまざまざと感じる良い機会となった。
自分が今回ヘルメットを被っていたので危険は回避できたのであるが、振り返ってみると今回穂先に登ってきている人の数割がヘルメットを被っていなかった事を思い出した。登山にはリスクヘッジは重要である。
今後穂高連峰・剱岳へ行くような事が出てきた際には、装備の抜本的な見直しが必要な事は必至である。
(行くためにはもう少し経験を積む必要があるとは思うが)
 
槍ヶ岳山荘へは10時半(トータル1時間)に戻ってきたが、頭上に見える雲は厚みを増してきた。
また穂先で見た際には、360度雲がない光景だったのだが、早くも裏銀座コースの辺りには雲が立ち込めてきた。
早めの行動で穂先での絶景を得る事が出来たのは幸いだった。
また10時台になり穂先へ向かう人が増えてきたのだが、昨日までの1〜2時間待ちということはなく混雑することはなくスムーズに登れているようである。
 
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旅行日:2015/08/10(Mon.)
写真: 槍ヶ岳頂上, 穂高連峰方面, 槍ヶ岳穂先
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