作家遠藤周作が幼友達二人が何故か神父に
なってしまったことがショックだったと生前語っていました。
彼の作品はその影響か宗教関連が多いですね。
その幼友達の山本襄治神父の本
『心のともしび・聖書のはなし』
放送された内容を女子アナウンサーとの対談で語っているものですが、その中から気に入ったものを紹介します。
聖書を読んでる人にはすぐ分かる話だと思います。
(聖書コリント人への手紙と、ルカ福音書より)
ザアカイと呼ばれる高利貸しがイエスを見たさに桑の木に登って見ていたら、イエスが気づいて降りて来なさい。
今日はあなたの家に泊まることになっていますから。
彼は驚き一晩で改心してしまう話があります。
(この話が僕は好きでよく思い出します)
この話から神父は
喜びについて語っています。
喜びには4つの鍵があります。
1.寛容
2.祈り
3.感謝
4.心配するな
です。
しかし、分かりにくい寛容について話しています。
裏切り者、敵の回し者、などと呼ばれていたり、
私なんか何をやったって認めてもらえないと
いじけ、ひがみ、こだわり、かたくなさといったものが
喜びを妨げる要因になっている。
イエスは答えました
『あなたには、わたしの恵みで十分だ』
ザアカイは貪欲さだけの心から、
いろんなわだかまりが
消えて不正に得た利益は四倍にして返しますと誓った。
自分を開放することが寛容ではないかと。
失敗、病気、挫折、災難、怪物のような苦しみ、悲しみの時
『それならば神様がくださったものならば、受け取ろう』
という気持ちが
喜びの鍵なんだと語っていました。
『苦しみは神様からの
贈り物』
(マザー・テレサ)
喜びを意識して
アーメン
合掌
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