時間があれば天狗原分岐を周っていく計画を立てていたのだが、昨日の山小屋に泊まった時に聞いた話と、午後から天候が崩れるという問題から、今回は槍ヶ岳を直接向かうルートにした。
槍ヶ岳にはかなり近づいたと思うのだが、一向に姿を現さない。
この後は空気が薄くなった事と、急な登りが続いたことから30〜40分毎に休んでいく事にした。
高山帯特有のハイマツのグリーンバンドが見え始めた。
ここまで標高が高ければ雷鳥がいても良さそうな物なのだが、長野県側には住んでいないらしい。
(反対側の岐阜県側には一応住んでいる)
まずは一回目の休憩スポットは、沢水が流れていたポイントにした。
本来ならば沢水を直接飲むのは避けたいのだが、一応正式な水場となっていることもあるので、構わず飲んでしまった。
間違いなく美味しい、槍ヶ岳直下の北アルプスの天然水である。
これから先には水場はなく山小屋の雨水しかないため、たっぷりと確保して再び登り始めた。背中が重い…。
この水場過ぎるとようやく槍ヶ岳の穂先と、山荘が見え始めてきた。
目の前に見えるものの一向に着く気配がしない。
次の休憩スポットは「坊主の岩小屋」と呼ばれるポイントとなった。
槍ヶ岳を開山した播隆上人がこもっていたという歴史がある岩小屋である。
水場と言えば先程の沢しかなく、人里離れたこの場所で普通の感覚ならばこもっていられるような場所だとは到底考えられない。
この辺りからは東鎌尾根に建つヒュッテ大槍と歩き道沿いに建つ殺生ヒュッテが近くに見えてきた。
距離自体は手が届きそうな感じで目の前に見えるのだが、殺生ヒュッテと同じ標高になるまで40分かかった。
この殺生ヒュッテを過ぎると、槍ヶ岳直下の登山道であり、また目の前に見える槍ヶ岳山荘までのつづら折れの道となる。
息を切らせながら、ようやく槍ヶ岳山荘に到着したのは9時となった。
標準コースタイムが5時間半とのことなので、1時間短縮して4時間半で登ってしまったこととなる。
[コースタイム]
天狗原分岐 6:35 - 6:55 水場 7:05 - 7:35 坊主の岩小屋(播隆窟) - 8:10 殺生ヒュッテ分岐 - 9:00 槍ヶ岳山荘
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旅行日:2015/08/10(Mon.)
写真: 天狗原分岐上から槍ヶ岳方面, 坊主の岩小屋(播隆窟), 天狗原分岐上の水場(翌日撮影)
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