アリゾナとユタの州境、先住民族ナバホインディアンの居留地の中に位置するモニュメントバレー。
映画「駅馬車（1938年）」のロケ地として登場以来様々な西部劇の舞台となった景勝地。映像を通して見たことのある懐かしい風景と言えよう。
同じ州境の西に位置するページ（Page）と言う静かな町の郊外にあるアンテロープキャニオン。
赤い砂岩が浸食され形成された美しい造形美を歩きながら堪能することが出来た。
更に、コロラド川を堰き止めたグレンキャニオンダムと巨大な人造湖レークパウエルのスケールに驚かされる。因みに、ここはグランドキャニオンの上流に位置している。
再度州境を越えユタ州に入りザイオン国立公園へと至る。
プレートによる隆起とヴァージン川による浸食によって成された雄大な岩肌と渓谷美。
アメリカ大西部のほんの一角を短期間でかすっているにすぎないのだが、改めてそのスケールの大きさと多様性を身を以って感ずることが出来たように思う。
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