幼い頃、しばしば父にした質問です。
父は、「日本が、貧乏やったからや」「まちと農村の差が
ありすぎたからや」と、答えたものでした。
中学生ぐらいになって、昭和の始めの頃の写真集や、田舎
の蔵に入って、明治42年生まれの父の中学生の頃の作文
を見たり読んだりして、父の言っていることが良く解りま
した。
当時の農村の、冷害の写真などは、悲惨極まりないもので
した。ろくろく食べられない人々。
父の作文からは、「どうして農民は苦しまなければならな
いのか・・・」
昭和11年の、「2.26事件」は、陸軍の青年将校が、
数多くの乏しい人々と、僅かな財閥の人々に対する憤り
から起こったものでした。
そして、軍部の正義感の強い皆さんの怒りが、「米英帝
国主義が悪いんや」に向かったのでしょう。
それから70年。とにかく「格差社会」を是正せんとね!
またまた、危ういでっせ・・・。
感謝、感謝。
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