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2015年08月13日14:34

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消渇神社御神水

消渇神社からの移動中、気になる井戸を見付けました。
消渇神社御神水とあります。
中には綺麗な水が湛えられてます。

後で分かった事ですが、この井戸には色々説がある様です。

【石床の井戸】
越木塚南垣内20余戸の飲料水として大切にされてきた神の水。
雷がこの井戸の傍らの松の巨木に落ち、この井戸に飛び込んだ。
そこで、石床の大神が傍らの石蓋をとって井戸に蓋をした。
すると閉じ込められた雷さんが今後決して越木塚には落ちませんからと懇願した。
そこで、石床の神が2度と越木塚に落ちないように誓わせ、蓋を開けた。
すると1匹のイタチが飛び出した。
という面白い昔話も伝わっている。

【下の井戸】
どんな大旱魃のときにも涸れない井戸として村人に大切にれてきた。
近世から昭和の初めまで、女性の病に利くとして信仰の厚かった消渇神社を参詣に訪れた人々が、帰りに器に汲んで大切に持ち帰った、ということから「御神水」と呼ばれる。
聖徳太子が物部守屋征伐の時にこの井戸の水で米を洗い、南東200mの甑塚の石室で蒸し米にして太子軍の兵糧米としたといわれている。
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