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2015年08月12日03:42

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『相棒』新シーズンを楽しみにしています。

 ドラマの誕生から15年の歴史の中で初めて警察官ではない経歴を持つ“相棒”が登場することに驚きました。
ともするとワンパターンになりがちな長寿ドラマ。前シリーズをのラストを受け誰もいなくなった特命係の主として、法務官僚が人事交流でやってくるというシナリオを思いつくなんて、「相棒」執筆陣の発想の豊かさを感じます。
 官房長の死後、ともすると政治的判断がともなう裏ワザ捜査がやりづらくなっていただけに、右京の相棒役としては、強力な援軍となることでしょう。
只今休職中の右京がどのように新相棒と出会って、どのような関係となるのか今から楽しみです。

 FACEBOOKで、「右京の独白が長すぎる」と意見を書き込んできた人がいました。長いかどうかは演出する監督と脚本家によって違います。右京だけで無く犯人の独白が長すぎるというネットでの指摘も見つけました。
 じゃあどの監督の演出が長いのか、ネットでくぐっていると、特に『相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン』のラスト20分位がちょっとダルい感が強くて、謎の解明以外の泣き所がちと長すぎ。前半のハラハラ感が落ち着いちゃうような流れだったことを思い出していただけましたか。あれを監督したのは和泉聖治監督です。
 そしてシーズン13の脚本で特徴的なのは、12まで戸田山雅司が軸だったのが、13では輿水泰弘が軸になっています。戸田山雅司の脚本は謎解きトリックにこだわるところがあって、時にネタバレが難解で、台詞が説明調になってしまいがちなところもありました。ネタが尽きたのか只今充電中です。
 とにかく『鮎川教授最後の授業前後編など和泉監督+輿水脚本の組み合わせは、全19話中4本を占めます。きっとこの組み合わせが独白が長くなっているのかもしれません。

 ちなみに私が好きなのは第17話『妹よ』、第18話『苦い水』ほかシリーズの半分を監督している橋本一監督です。橋元演出になると、台詞の量がグッと少なくなり、右京も寡黙になって、犯人の心中を託す情景シーンが増えるのです。
 他に第8話『幸運の行方』を監督した近藤俊明監督はなかなかコミカルで、シリーズ中では異色の演出だと思いました。


●mixiニュース
『相棒』4代目・反町隆史は警察官にあらず 法務省キャリア官僚“かぶらぎわたる”登場
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=3558698
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