いくら書評家とわいえ本ばっかり読んで、自分の最愛の伴侶の気持ちを汲もうとしなかったばっかりに、夫を失ってしまいます。
本作の変わっているところは、離婚後の主人公の心の動きがポイントになっていることではないでしょうか。喪失感を埋め合わせるきっかけは、なんと自動車の運転教習。教官になったインド人から宗教や文化の違いを実感していくことで、自分中心だった自らの考え方の誤りを気がついていくところがなかなかです。
タイトル通りまわり道したけれど、自分を信じてアクセルを踏めば、その道がしあわせへと導いてくれるという主人公の気づきにとても共感しそうです。
http://www.cinematoday.jp/movie/T0020214
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