mixiユーザー(id:4941862)

2015年08月04日23:25

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映画「ワルキューレ」☆☆

実際に起きた事件、ヒトラー暗殺未遂とクーデターを描いた作品。
結論が分かっているだけに、盛り上がりに欠ける映画ではあるが、、、トムクルーズはどんな時でも映える人だと確認できます。

ナチス政権下のドイツ帝国の在りし日の風景をハリウッド資本で魅せていて、ドイツ軍の装備、特に迷彩服を正式に取り入れたのはドイツ軍が初であり、軍服デザインに細かい拘りを感じることができました。

主人公が最初の暗殺機会を上司全員優柔不断な人間で決断できず機会を逃した後、同僚と「次は俺たちだけでやる(決断)しかない。」と語らう場面むふっ
ドイツ帝国において独りの崇高な志を持った人間が汚名を着る覚悟を示す感動な場面だが、極東の小国ではそこらじゅうの会社や役所で↑のような会話が繰り広げられています。
…と思いたくないが、どこの世界にも自己保身を第一に考える人間はいるので、それはそれで現実的だと思いました。

後半クーデター決行してからの一人芝居は悲壮感がコミカルわーい(嬉しい顔)
ドイツ中に電話かけまくって指示しているのですが、ヒトラーが実は生きている情報にみんな気付き、だんだん主人公が指示出している部屋から人がいなくなっていく様子、哀愁漂っていました。

トムクルーズはナチス嫌いのため、ナチス式敬礼をすることを拒んでいるんですが、唯一上官にナチス式敬礼をなぜしないのかと言われ、敬礼する描写。
トムクルーズが腕を挙げると、その腕の先に手は「無い」んですね。
皮肉たっぷりで、上官絶句していましたうれしい顔


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