今日はブルームーン。
ひと月に二回満月が来たときをブルームーンと言う。
いつもの満月がちょっと神秘的に見える。
ところで、ブルームーンというカクテルがある。
色味の綺麗なロマンティックなカクテルだが、ブルームーンというのにはできない相談という意味もある。
何やら秘め事っぽい色っぽさを感じなくもない。
自分で作ればいいのだが、パルフェ・タムールを切らしていたので作れない…。
なのでネットで写真を拾ってきた。
色が違うが両方ともブルームーン・カクテルである。
ちなみにレシピは、、、
2/4 ドライ・ジン
1/4 パルフェ・タムール
1/4 レモン・ジュース
上記をシェイクしてカクテル・グラスに注ぐ。
パルフェ・タムールは「完全な愛」という意味で、クレーム・ド・ヴァイオレットとも言う。
つまりすみれのリキュール。
困ったことにこれがメーカーによって色も味も違うのだ。
だからこそおもしろいとも言えるのだが、最も扱いの難しいリキュールとも言える。
ヴァイオレットなのだから本来は紫なのだが、赤紫から青に近いものまでさまざまだ。
左の写真はおそらくシャルル・ヴァノー社のものを使ったのだろうと思う。
右はボルス社か。あるいはバーディネ社かもしれない。マリー・ブリザール社のものだともっと深みのある青に仕上がる。
かつてうちにはパルフェ・タムールだけで5本あったことがある。
たいていのスタンダード・カクテルを作れたのだが、昨年古いものを処分したのでずいぶんボトルが少なくなった。
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