東野圭吾原作のクライムアクション大作として、注目していた作品だけど、マスコミ試写に行ってきた人の話では、まったく人間描写がなってなく、特撮だけ大仕掛けな作品とため息が漏れていたようです。期待してソンしたぁ!
そもそも、最新鋭の大型ヘリを手に入れたテロリストが、日本全国の原発の停止を求め稼働中の原発上空でホバリングさせるテロ事件を描くなんて必要以上に原発への恐怖心を煽り立てる作品なんてヒットしない方が、国益に叶うのかもししれませんね(^^ゞ
それにしても堤幸彦監督の演出は、ヒューマン映画を意気込んで作るとものすごい感動作をつくるのに、東宝やテレビ局発注の大作になると、ビジネスライクに割りきるのか、受け狙いで転ける作品が多いのです。許せるのは『TRICK』ぐらいまで。
『悼む人』でヒューマン映画へ原点回帰すると宣言したのに、オイシイ仕事を目の前にぶら下げられると食らいつくのでしょうか。
●江口洋介VS本木雅弘!『天空の蜂』予告編で男の信念がぶつかり合う!
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=14&from=diary&id=3517465
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