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2015年07月19日20:53

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火事騒ぎ

今日地元のショッピングセンターでの出来事。

地下の食料品売場で買い物をしていた。と言っても買い物をしていたのはカミさんで、私はベンチに座って荷物を見張っていた。
するといきなりサイレンが鳴り、女性の声が火災警報器が鳴動したことを告げた。
確認中なので次の放送を待てと言っているにもかかわらず、すでに慌てふためいている客が少なくない。
やがて再びサイレンとともにプリセットされた音声で「火事です! 火事です!」と流れた。
たいていの人は落ち着いていたが、やはり出口に殺到する人がいる。そのうちにエスカレーターや階段が人で溢れ始めた。ちょっとしたパニック状態であろう。

ベンチに座ったままで一応避難口を確認する。
1階の警報器ということだが、放火でなければおそらく飲食店の厨房からだろう。
だとすれば飲食店に近いところに出るエスカレーターは危険だ。メインの出入り口に近い階段で上がるべきであろう。

レジを終えたカミさんと合流し、誘導の係員が出始めたのを見て、少し急がねばならんかなあ、と思った。
そこに警報器の誤動作だという放送が流れた。
実際の火事でなくてよかった。

それにしても僅かこれだけのことでパニックに陥る人が少なくないことに驚いた。
大事には至らなかったようだが、実際に火事だったらどうなっていたことか。
結果として意図せぬ避難訓練になったようなものだが、恐ろしいのは実際の災害ではなく、それに遭遇したときの人間なのかもしれない。

いろいろ考えされられた火事騒ぎであった。

エントランスで店員が謝っていたのだが、その中の一人が「警報器の悪戯で」と言っていたのには笑った。
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