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2015年07月19日13:23

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根府川・鹿島踊り

神社の草創は不明であり、古くは寺山権現といわれていたが、明治初年寺山神社と改称した。祭神は武甕槌命であり、浅間神社、山神社の二社を鎮座していいる。
例大祭は7月15日であったが、近年7月の第3日曜日となった。毎年、この日鹿島踊りが神輿の宮出し、宮入の際に奉納されている。
往古からこの地根府川は、通称「根府川石」の産地として知られており、これに関連する業として石船(石材運搬船)があり、これにかかわる人達が多いことから、海や船、航海に関係ある鹿島信仰が定着し、伝えられたものであろう。しかも鹿島踊りは村に入ってくる悪疫その他を退散させる効果のある踊り故、村の若い衆によって伝承されてきた。
踊りは、男子青年によってのみおこなわれるのが特徴であるが、近年後続者の育成を図るため少年も参加している。
舞態は円舞と方舞の組み合わせであり、人数は5行5列25人が定型である。
踊りはまず太鼓、鉦、三役の順序で、斉庭現れて、左回りの大きく円周を描いて一巡し、静止して弥勒歌をうたい、終わって円舞・方舞を2度繰り返す。
踊りは部歌が付き、衣装は警個と歌上げを除き白丁を着る白張り浄衣で、平礼鳥帽子をかぶり白足袋、白緒の草履をはく。
なお寺山神社の鹿島踊りは、神奈川県無形民俗文化財に指定されている。
(神奈川県教育委員会編、ふるさとの文化より一部引用)

地元選出の国会、県会、市会議員が来ていた。
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