木刀を使った稽古ですが、鍔は付いてません
単純に、柄付近で押し合う、だけです
力ずくで押し合った場合
押すほうが、自然体で持った場合
前者の場合
・木刀を道具として扱っているので、道具のことしか考えていない
(道具を使ってのみ、で相手を何とかしてやろうとしている)
・足の体重の掛かり具合、筋肉の使い方 がおかしくなっている
(結構、失念している)
後者の場合
・相手の緊張が良くわかる 特に足への体重の掛かり具合とか
・腕の筋肉の強ばり、木刀の角度とか、なんとなくではあるが色々と感じることが出来る
で、自然体で受けた場合
・木刀は手の延長、身体の一部と思うようにする
(道具である木刀と、自分の立場が対等である
このように考えることによって、道具で何とかしようとする考え方をやめる)
・徒手の技と同じように、感じる
(木刀同士が触れている部分が融合、交じり合う様な感覚をもつ)
・足に掛かる体重をほぼ均等にする (安定した状態)
そうすると
・相手が押してくる力が、足元に抜けていく 感じがする
(電気で言うたら、地絡が起こったときのアースみたいなもんか)
・相手→木刀→自分の手 の感覚だと木刀に囚われすぎる
・木刀同士が接触している部分が溶け合うような感覚だと、身体全体で受け止める感じがする
(個人の感覚なので、参考程度で)
例えば、押すほうがおもいっきり力強くきたので、後へ下がろうとすると
・移動の際に変な体重移動がない 普通に後へ歩を進めることが出来る
・丹田から動いている感じがする 滑る?様に動いている気がする
で、下がっている途中で、相手が歩む速度を上げたとき
・特に問題なく、歩幅が少し広がり、すぐに落ち着いた
正直、実際に稽古してみないと伝わりにくいと思う
ここからは雑な説明
合気道の技は、基本的に上下か左右に動いて相手を転がさない
上記の稽古からだと、自然体を維持したまま動く という趣旨も含まれている
とりあえず左右
両手取り呼吸投げ(左半身、行書) ←左足下げて、左手下ろして右手を送り出す
相手は両手を取りに来るので、放っておけば相手と繋がる
更に相手の慣性力も加わるので、足を下げて体を開けばそのエネルギーは後方へいく
但し、このときに投げようとすると 壁 を作ることになり、抵抗が生まれる
つまり、相手の動きは止まる
丹田を軸に体を開き、手は相手の腕のどこかに触れた状態であること
手の肉の部分が少し沈み込んだ状態を維持する
腕は放っておく、手は握りこまない ただ、身体を後へ向ける
後へ向いたら、両腕をおろす
相手の手・肉・皮を引っ張らないから、すごく楽
投げられた方は、不思議な感覚 ←抵抗が無いから
こんな感じでした
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