スズメバチ用のトラップを何箇所か設置した。
去年設置したものは既に満員で入る余地もない。
スズメバチだけでなく小さな虫たちも入っているし蛾の類も入っている。
それらはそのまま放置しさらに新設する。
ペットボトルの一部に穴を開け中に誘い液を入れて木に吊るす。
誘い液は、いろいろな組み合わせがあるようで少しずつ配合の違いがあるようだ。
私は黒砂糖 焼酎 酢を適度な割合で混ぜ合わせることにした。
匂いは強烈で、だが人間の私も少し「美味しそう」という気になる。
たぶんアルコールの味をよく知っているため、そういう気持ちになるのだろうと感じる。
ミツバチの箱にミツバチが入ると、それを狙ってスズメバチがやってくる。
そのせいで巣箱を放棄して逃げ出すミツバチが多いと聞く。
またミツバチと関係なく私も何度か威嚇されたことがあるし刺されたこともある。
「ここは私の出番」
なんとしてもスズメバチを減らそうと思う。
この時期なら越冬から目覚めた女王蜂を捕らえることができるので頑張らなければ。
設置したトラップを見に回ると結構中に入っている姿を見る。
まだ生きているものも何匹か見つけた。
「大きいなぁー」特に腹というか尻というか。
明らかに女王蜂体型をしている。
こいつを捕まえれば巣を一つ潰したと同じ効果だ。
この女王蜂が働き蜂をたくさん生むのだから。
先日ペットボトルの穴から逃げ出す瞬間を見てしまった。
穴が大きすぎるか、または穴の開け方が下手なのだろう。
せっかく捕獲したのに逃がしてしまうとは。
しかしこんなにたくさんスズメバチが生息していたとは。
「ブーン」という大きな音と共に現れる敵。
いかにも極悪の顔つきだ。
この時期は自分の摂取するアルコール分を減らしてもトラップに回すべきだと感じる。
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