鎖

『一つの上質な出遭いは、多くの場合、
その後に続く｢よい出遭い｣の連鎖を呼び込みます。
ある出逢いが、｢出逢いの連鎖｣になりそうだな、と思ったら、
それはまさしく人脈という鎖の端を握ったようなもの。
あわてて引っ張って端まで手繰り寄せる必要はありません。
今度は、状況やタイミングをじっくり考えながら
ひとつひとつの連鎖をたぐっていけばよいのです。

考えてみれば｢夢｣や｢やりたいこと｣は、いきなり実現されるものではありません。
自分を磨いたり、知識を身につけたり、経験を重ねたりしながら、
一歩ずつ近づいていくもの。そして、繰り返しの出逢いの中で刺激を受けたり、
教えてもらったりしながら、自分自身もステップアップしていくわけです』

対人関係も、学習も、丁寧に、一歩ずつ。
あせらず、あわてず、しかしチャンスはしっかりつかむ。