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2015年02月09日19:05

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【オペラ】こうもり(新国立劇場)

2011年12月に上演された「こうもり」は、私の新国立劇場デビュー(笑)であり、劇場に通うことを決心させてくれた思い出の作品。今回の舞台はその2011年の再演出で、アイゼンシュタイン役も同じくアドリアン・エレート。公演日が近づくにつれて序曲が頭を回り出し、ワクワクしながら劇場へ。

歌詞やセリフが面白く、外国人歌手たちのたどたどしい日本語も笑いを誘う。歌手陣は芸達者揃い。
アイゼンシュタイン役のエレートが特に素晴らしい。歌はもちろん演技がものすごく上手で、しかも踊れる!! 前で踊るバレエダンサーに合わせてノリノリで踊れている歌手はエレートだけ! ・・・多分、歌手はそこまで積極的に踊らなくてもいい演出だと思うのだけれど(笑)。
ロザリンデ役のラインプレヒトもハイヒールでチャルダッシュを颯爽と踊っていて、カッコ良かった。

オーケストラがややパワー不足だとか、私が抱いている役柄のイメージと歌手のビジュアルが合っていない(フランク所長はスレンダーでスタイル良すぎ。ファルケ博士は若すぎ。フロッシュもちょっと若いかな〜。オルロフスキー公爵はもう少しワイルドさが欲しいかも)とか、残念な点はいくつかあるのだが、それを補って余るほど、笑える舞台だった。

ちなみに、序曲は今も頭を回っている(笑)。



演出:ハインツ・ツェドニク
指揮:アルフレート・エシュヴェ
ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン:アドリアン・エレート
ロザリンデ:アレクサンドラ・ラインプレヒト
フランク:ホルスト・ラムネク
オルロフスキー公爵:マヌエラ・レオンハルツベルガー
ファルケ博士:クレメンス・ザンダー
アデーレ:ジェニファー・オローリン
フロッシュ:ボリス・エダー
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