洋服

『休日でも、町に出かければ思いもよらぬところで、
大切な方に出くわす可能性もないとはいえません。

服装が自由になる休日こそ、
いつ誰にあっても恥ずかしくない格好でいるのが大人の心得です。

ですからカジュアルウエアといっても、
リラックスできる洋服なら何でもいいわけではありません。

誰も見ていないとしても、こだわりを持って洋服を選んでこそ、
一流を目指すに値する男性なのです。

人間は、外見やライフスタイルを変えると、
その中身も、それにふさわしく変化してくる生き物です。

センスある質のいいものに日常的に触れていると、
おのずとクラス感ある人格が養われていきます。

｢何でもいい｣というルーズさは、排除すべきでしょう。
プライベートタイムでのルーズさは、
知らぬ間にオフィシャルな場面ににじみ出てくることさえあるのです』

同じセーター、くたびれた靴、散髪。何とかしないと。
忙しい忙しい。