『本というものは、何か決まった目的に今すぐ役立つから、
そのためにだけ買うものではありません。
いつも自分のすぐそばにたくさん並んでいて、
時間のあるときにページをめくってみると、過去に生きた人々と対話ができる。
何百年も前に語られた言葉が、悲しいときや悩みのあるとき、
本当に大きな心の支えになることを発見して、とても驚きます。
彼らは、教師でもあり友でもある。今を生きる人の助言以上に心に響くことがあるのです。
「これは私にはもう必要ない」と断言できるほど、
人間は自分の未来に見通す力など持っていません。
無駄なものを受け入れる空間を、部屋の中にも心の中にも持つことは、
目には見えない「休息所」をいつも用意しておくことなのです。』
もっと余裕を持ちたい。仕事に追われるばかりでは、見るべきものも見られない。
読みたい本がたまっていくばかりのこの頃。
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