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2014年11月26日20:57

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四本櫻と銅灯篭

金峯山寺本堂「蔵王堂」正面の石柵で囲まれた中に4本の桜の木が植えられています。
ここは1333年(元弘3年)正月16日後醍醐天皇の第2皇子、大塔宮護良親王が北条幕府の六万余騎の大軍に攻められ、吉野山に立て籠もった時、蔵王堂を本陣とし、落城に際し最後の酒宴を兵20余人と共に張った所で、後世ここに4本の桜の木を植え、「大塔宮の御陣地跡」として記念し、江戸時代の俳句で、「歌書よりも軍書に悲し吉野山」と詠まれ、また、石柵の中に立派な青銅の灯籠が1基建っていますが、これは、1471年(文明3年)妙久禅尼が寄進された物で、室町時代の秀作灯籠として重文に指定されています。
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