mixiユーザー(id:735114)

2014年11月25日15:56

242 view

【謡曲】放下僧

仇討の物語だが、作品の主体は大道芸的な歌や舞。仇討の悲壮感とか勇壮さというよりは、鳴り物や舞が華やかで、耳と目に楽しい作品なのではないだろうか。

前半はセリフが多く、特に難しい箇所もないのでどんどん進む。
終盤の小歌の箇所は符号の密度が高くて焦るが、ゆっくり読んでいけばなんとか謡える。流行り歌を無理に謡曲に当てはめているのだろう、音の上がり下がりが急速で、何となく浮遊するような感じが面白い。

0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する