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2014年07月20日06:19

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旅行記(241:島根横断<7>-温泉津-)

快速アクアライナーに乗り益田方面へ移動を開始した。
この時点では石見銀山と温泉津で行く場所を迷っていたのだが、天気が午後から崩れる予報があったため、山の中を散策する石見銀山では分が悪い天気になりつつあったため、温泉津を選択した。
(出雲から大田までは左程距離がないため、今度の機会に回せるのも理由の一つである)
快速に乗り1時間で、温泉津駅に到着した。
 
今は大田市の一部となっているが、合併前までは温泉津町として行政区の一つであった。
その風格は今でも残っており、駅前から温泉津温泉にかけての平地には集落が密集していた。
しかし、よく見てみると空き家も多い上に、駅ホームから見える立派な温泉津小学校は廃校(※)になっていたりと、寂れている印象は否めない。
一応、世界遺産となっている街並みの一つではあるが、この街には恩恵をもたらさなかったようである。
そのため、俗流行的なものは一切なく、昔ながらの町並みがそのまま残されていた。
 
駅から歩いて10分程で温泉街に到着した。
この温泉街の中間に「元湯」と「薬師湯」の二軒の共同浴場がある。
今回は、3階建てで屋上からの展望が良さそうな薬師湯に入ることにした。
建物自体は大正モダン建築であり、建物内に入った後もその作りを堪能することができる。
湯船は楕円形のものが一つだけとシンプルだが、泉質は紛れもなく良いもので析出物の塊が湯船から溢れ出たお湯の流れに沿ってこびり付いているくらいであった。
また湯温自体もかなり高い事から長湯し続けることは困難で、湯船には出たり入ったりしていた。
温泉から出た後は、湯冷ましがてら屋上テラスにて休息を取った。
本当は元湯の方にも行こうと思ったのだが、湯あたりしそうな気配が濃厚となったため諦めた。
 
時間が適度に余った事もあり、観光地としては最奥となる沖泊港を目指した。
温泉津温泉街とは一尾根越えた先にあるが、隧道が通っていることもあり苦もなく行く事が出来る。
しかし、行くときは温泉津温泉街を高い所から見ようとして山を越えたため、かなりの苦行となった。
こちらの港はさらに建物が昔ながらの感じがそのまま残されており、完全に昔のままであった。
 
この港から温泉津温泉まで帰る途中に気づいたのだが、道路の側溝にやけに砂が多い。
歩いて行くと理由が分かった。温泉津温泉の入口となる温泉津港で、砂を船で運び出していたからである。
私が行った時はたまたま船が入港しており、ひっきりなしにダンプカーに積んでいた砂を積み込んでいた。
そのため港近辺には風で飛ばされた砂が側溝にたまっていたのである。
昔は銀、今は砂を運び出す港として活用され続けているのである。
街中を歩いているうちに次の列車の発車時刻が迫ってきたこともあり、足早に温泉津駅へ向かった。
 
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旅行日:2014/04/12(Sat.)
写真: 温泉津温泉入口看板, 薬師湯, 沖泊港
 
※福波小学校が統廃合後の温泉津小学校の名前を引き継いでいる。
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