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2013年12月05日05:49

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草と地蔵

今日ずいぶん前に書いた日記を読んで涙出たとコメしてきた人がいました。

こんな詩も書いていたんだと思い出しました。

大昔の学生時代に詩集書いて都内のガード下で夜中売っていました。

まったく売れないから寝てしまい、

目覚めたら空き缶に千円とメモがありました。



読んで心打たれました。

筆文字が綺麗な方ですね。

一冊買いますね。

風邪ひかないように。

嬉しかった。

しかし、そのつかのまに、警察官がやって来て追い払われました。(笑)



『僕はただの




名も知らない


ただの草。


あの女の子

毎日通るけど


一度も気づかない

だけど 雨の日も、

風の日も


あの子が通るのを

待っていた。



あの子が


泣きながら


歩いてきた。


そして、


やっと僕を


見てくれた。


淋しくても

強く生きている


僕を見て


元気が出たみたい。


僕はただの





名も知らない


草だけど


人の心に



花を咲かす



ことが


できるんだ。






僕は名も知らない

古い古い


お地蔵さん


誰かが悲しい


思い出に


立てたみたい



とても悲しい


悲しい思い出に


違いない



だって僕はいつも


胸が痛いから



だから、


もう


そんな悲しい事



起きないように



僕が守るから



安心して



僕を見たら



手を合わせて


くれたら




嬉しいな






胸の痛みが









癒えるからさ』



空き缶に


お金

いや、


気持ちを


入れてくれれば


ありがたいです。


合掌。

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