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2013年08月04日23:31

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Kalafina@国際フォーラムA

午前中の試験のことは忘れて、新宿でたぬ〜と合流し、キリンシティでビール付きランチ。
一週間ガマンした後のビールはさらに美味いね。
で、国際フォーラムに向かう。

いちばん大きなAホールにてKalafinaのコンサート。
女性三人のヴォーカル・ユニット。
アニメ音楽をきっかけに結成されたので、そうしたファンが多いようだが、ファンタジックでドラマティックな音楽は十分一般にアピールするものである。マニア御用達にしておくにはもったいない。
4枚目のアルバム『Consolation』リリースに伴うツアーだが、今日がファイナル。
すでにかなりの人気でツアー最初の中野サンプラザ2daysは先行でも一般でもチケットが取れなかった。

NHKの「歴史秘話ヒストリア」のオープニング『storia』やエンディング『夢の大地』で知らずと彼女たちの声を聴いたことのある人は多いだろう。
ファン層も幅広く、思いのほか女性が多かった。

鼻にかかったようでいてクリアーなハイトーンのWakana、迫力がありながらも甘美な低音のKeiko、チャーミングな声なのに野性味もあるHikaruという三人はそれぞれ個性的。
リードやハーモニーやコーラス、めまぐるしく入れ替わる。
実はこのKalafina、アルバムよりもライヴの方が凄い。
歌唱力が素晴らしいのはもちろん、三人それぞれコンビネーションがいいのだが、食うか食われるかといったガチ勝負の迫力がある。決して美しいだけでは済まされない音楽なのである。ことにライヴになると引き立つのがKeikoの低音で、この声の存在感には圧倒される。
音楽の中で低音というのは重要なのだが、どうしても高音ばかり注目される傾向にある。ことに女声の場合。なのでKeikoのような存在は貴重である。
もちろんWakanaの超絶ヴォイスも美しく響くし、Hikaruの声もとボディがしっかりしている。この高音二枚も強力だ。それぞれ中音もカバーできるので、ハーモニーの薄さは感じない。

最新アルバムからは全曲を披露。
それに旧曲を交えたプログラム。
終わってみればアンコール含めて2時間45分という長丁場だった。

バックの演奏も安定していて、安心して聴いていられた。
ただ、ヴォーカルも含めてやはり音が大きすぎる。もう少し抑えた方が微妙なニュアンスを聴かせることもできるだろうに。

驚いたのはアンコールでわれわれが敬愛するフルート奏者赤木りえ女史が登場したことだ。
これにはビックリ。
まあ、確かにKalafinaの仕掛人梶浦由記女史のお友だちでもあるし、Kalafinaの録音にも付き合っていたので不思議ではないのだが、まさかここでりえさんのフルートを聴けるとは思わなかった。
前もって言ってくれれば差し入れ持って行ったのに。。。

さて、カメラが回っていたのでこの公演が映像化されるのだろう。
冬くらいかな。
自分の行っていた公演が映像化されるのは嬉しいものである。
先日のしばじゅんもリリースは同じ頃かな。

あと、クリスマス・コンサートも決定したそうだ。
ピアノとストリングスのアコースティックな編成らしい。より繊細さが強調されるかも。
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