情けないニュース

このところUSJでの大学生の迷惑行為が続々とニュースになっている。
USJとはユニバーサル系のテーマ・パーク。東のTDLに対し西のUSJという感じだろうか。行ったことはないが…。

最初にニュースになったのは神戸大学の学生で、そのあと次から次へと出てくる出てくる。いちばん新しいところでは女子大生が仲間入りした。
いずれも一応の決着を見ているそうだが、暗澹とした気持ちにならざるを得ない。

自分たちの行為をブログやツイッターで自慢げに披露していたというのだから、その馬鹿さ加減に呆れてしまう。
悪いことをしたなどという意識の欠片すらないのだろう。

遠足に出かけた小学生じゃあるまいし。

というのは小学生に失礼か…。

なにゆえ基本的なルールが守れないのか？
閉じた世界のことではない。公共の場である。小中高生が校則を破るのとはわけが違う。
成人式で暴れるヤツらとどっちが情けない？
どっちも同じか。

それに大学が謝罪するってどうよ？
大学が謝りに行くべきものか？　小学校や中学校、せいぜい高校までならわからないでもないが、大学はそういう教育をするところではないでしょ。

真面目に勉強している大学生にとっては甚だ迷惑な話である。

最近よく思うのだ。
今の(あるいはこれからの)世の中、中卒や高卒くらいで手に職を付けるべく修行をした方がいいのではないか、と。もちろん大学を出なければ就けない職業もあるわけで、それを目指すのは良いと思う。
たとえば、高卒で四年間修行をして、大卒の同級生が新入社員となる頃には、それなりの技術が身に付いているのではないか。大学を卒業して就職しても専門が生かせるとは限らないし、一般常識がより身に付いているというわけでもない。
使えねえ大卒者が多いというのはよく感じる。
かつて私は新人教育に携わったこともあり、自身のプロジェクトに何人も新人を迎えたこともある。こんな新人がいるのか、と驚かされたことを思い出したらキリがない。
なんか日本の教育システムが崩壊しているような気がしないでもない。

まあ、ここで吠えていてもなんにもならんが。

このところ、就職難のせいか、新人君たちはそこそこ優秀な子が多いようだ。
大学を出ても就職できるのがあたりまえでない時代、大学進学以外の選択肢を考える価値はあるように思うんだけどな。

戯れ言だけどね。

まあ、スマホをやりながら歩く大人が多いのにも閉口するのだが。
せめて人に迷惑をかけるのはやめろよ。