ダブル低気圧で日本全国大荒れの見込みとのことで、今日は用事だけ済ませて早めに帰ってきた。
夕方から家にいるなんてことは珍しい。
雨は結構強めに降っているが、風はあまり強くない。これならいつも通り、外で夕飯を済ませてきても問題なかったように思う。まあ、結果論なのだが。
昨年も爆弾低気圧で、午後早々に帰宅命令が出た日があった。
確かに春の嵐というのが無いわけではなかったが、二年続けてというのは珍しいのではないだろうか。
というわけで、昨日のうちにCDショップをふらふらした。
オンラインを使わないわけではないのだが、やはりショップに行って買う方が好きである。店内をうろうろしていると思いもかけないものと出会うことがある。試聴をしながら裏ジャケを見たり、ついでに隣のCDにも手を伸ばしてみたり、実際にブツを手にする感覚というのは意外に大事だと思うのだ。
本なんかも同じである。
CDショップなり書店なりの雰囲気が好きなのかもしれない。
昨日見つけたのがピロカルピンというバンドの『京都』という復刻シングル。これが\100だったのだ。
女性ヴォーカルを中心にした4人組らしい。これがなかなか良かった。
こういう出会いはショップならではであろう。
で、お目当てのものと合わせて買うことにした。
レジのおねえさんが、「あ、7777円です。これは珍しいですよ」と甲高い声を上げた。
「へえ、7が4つ並んでますね」
「はい、こんなこと初めてですよ。きっといいことありますよ!」
あはは、おもしろいおねえさんだ。
結局例の\100のシングルが効いたのだな。
いいことがあったかどうかはよくわからないが、そのこと自体がささやかないいことだったのかもしれない。
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