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2013年03月20日17:12

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旅行記(210:北海道再訪旅行<19>-羽幌から函館-)

(六日目)
雨はまだ降っていたものの、豪雨という事はなく霧雨程度の雨が降り続いていた。
それでも雨という事もあったので、YHのマネージャーさんにバスターミナルまで送迎して頂いた。(大した距離ではないので歩いても良かったのだが…)
バスターミナル内には羽幌炭鉱に関する資料(バス会社としての資料)が並べられていた。
やはり炭鉱の歴史とは切っても切れない街であるのが、一目で理解できる資料である。
 
元々は増毛経由のバスに乗って札幌まで出る予定だったのが、荒天の関係で念のために高速道路経由に変えてしまっていた。
今のところ羽幌の天気を見る限りにおいては、最初の予定でも良かったのかも知れなかったが後の祭りである。
そのバスは一日一本しか走らないバスの上、既に出発してしまっていた。
変更した予定通りに、高速道路経由で札幌へ抜ける事となった。
同じ沿岸バスとはいえ、路線バスと高速バスでは全くバスのグレードが異なっていた。
当然のように豪華な高速バス仕様である。(2x2シートではあるが、路線バスと比べればグレードは高い)
車内ではSTVラジオではなく、地デジのSTVが流されていた。ただし電波が届かない箇所が案外と多かったため、行程中半分の時間くらいしか映らなかった。
 
予定より10分程遅れて札幌駅南口のバスターミナルに到着した。
留萌を過ぎ、滝川・砂川あたりまでは晴れていた時間が多かったのだが、その先のエリアでは天気が悪化し、終点の札幌では雨になっていた。
JR駅構内に入ると、荒天の影響が酷く特急の遅延が相次いでいた。
元々の移動予定では鈍行による山線周りの函館駅なのだが、倶知安近辺では雨量規制により運休となっていたらしい。
念のために駅員さんに聞いてみると、数十分前に規制解除により復旧したらしい。
「鈍行経由でも間違いなく大丈夫」とお墨付きをもらったこともあり、小樽へ向けて出発した。
 
小樽に着くと札幌よりも酷い雨になっていた。
山線経由の鈍行列車の初便が運休になっていたようで、私が着いた時に本日の初便となる列車が到着したようであった。
そのため、普段とは発車ホームが異なるようで駅の放送案内はかなり混乱していた。
またお盆も終わりに近づいていることもあり、私のように本州方面へ帰る人も続々と集まってきており、かなりの混雑が予想された。
しかし、列車が動き出すと混んでいたのは余市までで、その後は立ち客なしで終点の長万部まで進んでいった。
この車内の一角では、何故か"桃岩荘"話で盛り上がっているグループがあった。
昨日私と一緒に島抜けをした人達ではなく、話の感じからは3〜4日前に島を抜けて、どこかに寄った後で帰るといった感じであった。
 
終点長万部で1時間弱の乗継時間があった。
昨年来た時は"まんべくん"騒動の最中で大揺れであった長万部観光協会が、駅の東側にあったお店の中から駅構内へと移転していた。
まんべくんの立て看板はそのままなのだが、観光協会とお店が狭いスペースで一体化してしまったため、無機質なお土産売り場と化しており異様な雰囲気が立ち込める空間になっていた。
昨年来ても思ったのだが、駅回りの雰囲気を見る限り人気を感じることができないのは変わらなかった。
10数年後に北海道新幹線が止まる様な駅にはとても思えないのだが、その時になったらこの小さな駅舎も大きな新幹線駅に建て替えるのであろう。
今年も駅近くにある"かなや"へ昼食として"かにめし"を買いに行ったのだが、たまたま目に入ってしまった"鮭めし"を買ってしまった。食べてみると予想外に美味しく、今まで話題に上らなかったのが意外な位の味であった。(※1)
 
下り方向ではたまに鈍行に乗ることがあるものの、上り方向では初の鈍行移動である。
帰路となる上りではお金を払ってでも早く移動したい気持ちが高まるのだが、宿泊場所の函館は昨年も来ている場所であり、特に今回は主だった観光もする予定もないので、節約を優先させてしまった。
それでも長万部からの鈍行3時間移動は苦以外の何物でもなかった。
羽幌を7時に出て、函館に着いたのは19時半ということで、単なる移動だけで12時間以上かけてしまった。
札幌の時点で函館まで特急に乗ったとしても、ダイヤは大きく乱れていたこともあり時間すら全く読めなかったこともあり、結局列車に関しては、大きな乱れはなく順調に歩みを進める事が出来た。
 
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旅行日:2012/08/16(Thu)
写真: 特急はぼろ号(砂川PA), 長万部駅, 長万部かなや"鮭飯"
 
※1
"さけめし"ではなく、"あきあじめし"と読ませる
注文してから出来上がるまで時間を要するので、私のような乗継に時間がある様な場合にしか買うタイミングがない。
当然駅弁としては発売していないため、直接店舗へ出向く必要がある。
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