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2013年03月07日04:50

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迷わぬ者に悟りなし!

悟りとは

悩み

苦しみ


もがいて


もがいて



ふと


掴む


ひらめき



それが


悟りです。



簡単に


手に入るものではありません。


私が書で壁にぶつかり、小さな地方や県で優れた才能と満足していたら、

たどり着けない壁にぶつかりました。

師を変えるしかない。

武者修行するしかないと、

盛んな県に行っては一緒に勉強させて頂きました。

それでも、悟りは得られませんでした。


賞を取るとか


評価を得る


とかではなく


別の次元の


ものを


感じたかったから

です。


剣の道


のような


試合に勝つだけでなく、


心に感じる

道です。


私は奈良の


聖徳太子が建てたと言う古いお寺に何日もこもりました。


自分の若さや、才能のなさや、向かう道すら分からない、

何の為に生きているのか、

誰の為に書をしようとしているのか…

答えが見つかりませんでした。

溢れる程のエネルギーと体力がかなり消耗して来ました。

寺の境内を散歩して見ることにしました。

下駄を履いて散歩していたら、

境内の地下道入口の看板を見つけたのです。

お寺のお坊さんに聞いたら、

真っ暗闇で明かりはありません。

くねくね岩肌を手探りで何百メートル歩けば出られます。

一筆書きで心と書いた洞穴です。

中に


二つの


錠前が岩について

います。


それを掴んだ瞬間

願いが叶えられます。


但し


誰も


見つけた


人はいません。



ひとつ掴めば


たいしたものです。



私は誰もいない


地下道を


入って行きました。


真っ暗闇は


今まさに

私の心と同じ


もがいて


悩んで


師を捨てた



心の傷みと



何を求めている


のかさえも


分からない



深い闇でしたから。


私は疲れて来たのでしゃがみました。

すると


ガチャ

錠前を掴みました。


小さな子どもなら

掴められる位置でした。


私は


願いを


念じませんでした。


あとひとつ





ずいぶん


歩いて来たから


出口が近いはず


残念


その時

下駄が

ぬかるみに


滑って

私はドサッと

倒れて


しまいました。


壁と地面の境に


あった錠前を


掴んでいたのです。

思わず

念じる言葉を


忘れ


『分かった!』


と叫びました。



心とは


生まれた


位置や


純粋な



子どもの


位置に



鍵があるものだ!




その教え



悟りを



得ました。


大地に伏せながら


私は涙していました。


感謝と。


出口に待っていたお坊さんが


別人のように

輝いていますと


言ってくれました。


二つの錠前を

掴んだ報告しました。


とても驚かれていました。

合掌。


私は肩の力が抜け

すっきりしました。


私はその時書いた書が

誰か遠い人が乗り移ったように書け、偉い先生の推薦で有名な展覧会に入選し、上野の美術館に展示されました。


私は賞を目的としていませんので、
それが本意ではないのです。


生きる力になる





魔除けの






心の支えになる





それを


伝えられたらと



悟りの道を


見つけたのです。


まだまだ


暗闇の道の


途中です。



WBCで不調でもがき苦しんでいる


稲葉選手も

焦らず


頑張って


掴んで欲しいものです。



もちろん皆様も



迷わぬ者に


悟りなし!



合掌。

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