懐かしい音に会いたい

NHKラジオの深夜便で「懐かしい音に会いたい」を聴くと心が和む。

故郷の懐かしい音や懐かしい味。

ふと思い出す。

懐かしい音か

昔の家の風呂は
薪で沸かすタイプだった。

全盲のおばあちゃんが僕が入っている事が分かるらしく、やって来て薪を釜に入れてくれる。

パチパチと燃える
あの音は

温かい

おばあちゃんの音だ。

二度と聴けない。

懐かしい味は

庭で炭火で焼いた

さんまの匂いと
味だ。


貧乏人に焼かせると上手いと言ったのはさんまか餅か忘れたが、

良く焼かされたな。


たいした音や味の思い出ではないが、大切に感じるものだ。

受験勉強中に深夜のチャルメラの笛の音に窓開けて丼渡して、ラーメン食べた、あの屋台の味旨かった。


ところで、今年は雪がすごいね。

雪国の体験がないから想像つかない。

学校や会社は休みにならないのかな。

外出苦手な私はとても住めない。

雨や雪の日は休みの会社でないと。
雪国の人は偉いと思うよ。





明日も寒波

早番だから
お年寄りに
朝ごはん介助に
行かないと。

僕の声は

優しいね

て言ってくれた

おばあさんも


待っているから

お休み。


懐かしい音


聴こえて


来そうだ。