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2009年08月28日13:11

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COSTA ALLEGRA SHORE EXCURSION on August 25

火曜日、大型客船COSTA ALLEGRA号の那覇寄港によるガイディング業務を行って参りました〜。船クルーズ船乗客のガイディング業務は、5月のコスタクルーズに続いて2度目。でも夏のクルーズ船って珍しいですよね。ダイアモンドプリンセス号はいつも春・秋を中心に寄港されますものね。でも先輩ガイドがイタリア人客に聞いた話では、イタリアでは夏にクルーズ旅行するのが一般的らしい。
マイミクの本土のガイド仲間さん達もクルーズ船乗客のガイディング業務に興味があると思いますので、どんな内容かを簡単にまとめて報告しますね〜。

乗客数は、860名位で、イタリア、フランス、ドイツ、スペイン、オーストラリア、ニュージーランド、アメリカ、その他の国籍の方達。

コースは下記の4コース。
(1) ”The Best of Okinawa”(沖縄県平和祈念資料館、沖縄県立博物館、国際通り)
(2) ”Okinawa From the Past to the Present”(首里城、旧帝国海軍司令部壕,国
  際通り(牧志公設市場))
(3)” Gyokusendo Cave & Highlight of Okinawa” (沖縄県平和祈念資料館、玉
  泉洞、首里城、国際通り(車窓))”
(4)” Okinawa And Surrounding Fullday Tour”(平和記念公園、平和記念資料
  館、首里城、識名園、昼食(都ホテル内ビュッフェレストラン)、国際通り(牧志公設市場))

私の担当は、(2) ”Okinawa From the Past to the Present” (5 hours)コースで、7台のバス(伊語2、英3、西1、独1)が担当。

8:30 着岸/18:00出発(那覇新港5号岸璧)のスケジュール
私のバスのお客様は、32名でオーストラリアが半数近く、次にニュージーランドが多く、米国2名、オランダ1名、イギリス1名、スコットランド1名。
ツアーエスコートというクルーズ船内スタッフも同乗されますが、ノーエスコートの場合もあり。このエスコートは、ガイドの働きぶりを見ていて、後にアンケートでコメントを書くそう(「声が小さかった。」等)。私は、今回はノーエスコート。わーい(嬉しい顔)
コスタクルーズの時は、インド人男性で、とても陽気でいい人でしたが、チェックされていたなんて考えもしなかった〜。あせあせ

流れは、ざっと次の通り。

9:00 那覇新港出発。出発時間から5時間で港に戻ってくる。
     ↓
9:25-10:10 旧海軍司令部壕(45分)記念碑の丘→資料館→司令部壕
     ↓
10:55-12:15首里城(60分)守礼門→(通常ルート)→有料区域→(障害者ルート)→
レストハウス(駐車場)
12:30-13:40 国際通り+牧志公設市場(70分)
      ↓
14:00 那覇新港到着

オセアニア州のお客様が多かった分、火曜日の沖縄の蒸し暑さに、お客様達はうな垂れていました。(気持ち的には観光中なので勿論、元気でしたよ!)「私達の国を出発した時は、最低気温は8度だったわよー。ぜえぜえ・・・。」って。気候の違いもあるから、急かさない様に、リラックスして沖縄を楽しむ時間と雰囲気を提供したいですね。
最初の訪問地が、旧海軍司令部壕という事もあり、沖縄の概要説明の後、沖縄戦の話をしたのだが、お客様の中にアメリカ人夫婦が1組だけだったので、不快な思いを与えない様に気をつけなければと少々、緊張気味。あせあせ(飛び散る汗)
しかし、話し続けていると色んな話題に沖縄戦と「アメリカ世(ゆー)」(27年間に及ぶアメリカ支配下の沖縄の時代状況)が関わっている。移動中に見えたモノレールから軽便鉄道の歴史の話にしても、首里城での説明にしても、国際通りの歴史にしても、壷屋のやちむん通りの歴史にしても、長寿の話の中で食文化の変化に触れる時も・・・・でも、これが素顔の沖縄ですものね。私が気にして委縮してしまうと、アメリカ人のお客様も気にされるし、周りのお客様もアメリカ人のお客様を気にする様になってしまうから気をつけたいものです。事実として淡々と話して、明るい話題を隋所に入れて、話し方のトーンにも気を配る様にしよう!沖縄の歴史を知りたくて、このコース”Okinawa From the Past to the Present”を選んだのですもの、正直に事実を話して欲しいという思いのお客様が殆どですものね。

もう一つの反省点、歴史がテーマという事で、自分の好きな分野でもあるし、説明が長過ぎる傾向があった。1609年の薩摩軍の侵攻の話が良い例だ。最初は、皆興味津津で目を見開いて聞きいっていたが、秀吉の朝鮮出兵から、関ヶ原の戦いで島津藩が敗北の大阪方についていた事から財政が逼迫していた情勢まで話を展開し過ぎて、最後には皆の頭の上に?マークがふわりふわり・・・。exclamation & question
外国人のお客様に分かり易く簡単にまとめて話す事を意識してシナリオを考えよう!

しかし、今回もバスガイドさん、バス運転手、そして何よりも素敵なお客様達に巡り合えて、お客様の反応からも改善点も学べて、有り難い機会となりました。5時間というタイムリミットでの沖縄の魅力紹介、リラックスして楽しんで頂ける雰囲気作り、信頼関係の確立・・・何だかクルーズ船乗客のガイディング業務にはまりそうな私。もっとクルーズ船乗客のガイディングの仕事に恵まれますように・・・!ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)ぴかぴか(新しい)
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