ホワイトベース教習所の二宮さんの動画を見ていたら、
「正しいバイクの曲がり方」として「ブレーキは舐めがけ」すると教えていました。
コメント欄を見るとこの動画の視聴者は、バイク初心者から中級者が多いようですが、これを信じたらいけないなと思いました。
初心者と思える人のコメントは「眼から鱗で感謝です」みたいなのが多く、中級者と思える人のコメントは「そんなこと怖くて出来ません。必要ですか?」というようなのが多かったです。
私は二宮さんは大変面白い人だと思っていますが、ライテクの先生としてはかなり微妙な人だと思っています。
彼はライディングスクールに通っていて、そこで教わった事を初心者向けにホワイトベース教習所として発信していますが、ライディングスクールで教えている事は中級者向けなんだろうと思います。
今回の「舐めがけ」に関しては、初心者向けのテクニックではないなと思いました。
初心者はもっと先に「正しいバイクの曲がり方」として覚えた方が良い事が沢山あります。
二宮さんの「舐めがけ」の定義は、フロントブレーキに関しては、「アクセルを戻したら舐めるように繊細にブレーキをかけて曲がる」という事のようですが、上級者でもコーナーによってはこういう曲がり方をする時はありますが、基本はしません。
基本は、「ブレーキを緩めながら曲がる」が正しいです。
緩めながら最も曲がるところにブレーキを合わせます。
この合わせる瞬間は最も繊細な操作をしますから、最後の瞬間は舐めブレーキのような感じで合わせる事はあります。
ブレーキを緩めるほどかけない場合は、アクセルコントロール等でスピードと荷重のコントロールをするのが基本です。
究極に速いコーナーリングを目指す場合は、前後のブレーキを使って「緩めながら」舐めがけのような繊細なコントロールをする時がありますが、上級者テクニックです。
コーナー途中でブレーキを足す必要がある場合は、一瞬リアブレーキを先にかけて続けてフロントブレーキをかけてください。
この時は舐めがけというレベルで弱くブレーキをかける事もありますが、転倒しないレベルで、それなりの強さでかける事が目的なので、舐めがけが基本ではないです。
結論として「ブレーキを舐めがけする」ことが、「正しいバイクの曲がり方」とは言えません。
「舐めがけ」は信号等でゆっくり止まる時に効果があるテクニックです。
止まる最後の瞬間はリアブレーキをメインにしたほうが良いですが、ここでフロントブレーキの「舐めがけ」も利用すると、より繊細で揺り戻しショックの少ない神技のような停止が出来るようになります。このテクニックを応用すると、究極に速いコーナーリングの為のブレーキ操作の役にも立ちます。ブレーキリリースする前に舐めがけテクニックで最も曲がる所を見つけます。(超繊細に戻したり掛け増したりの操作をします)
「追いブレーキ」が基本とは言えないのと同じ理由で、「舐めがけ」も基本とは言えません。
「追いブレーキ」という考え方
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1989497151&owner_id=1750116
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