mixiユーザー(id:1750116)

2025年03月01日11:12

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「追いブレーキ」という考え方(中上級者向け)

レーサーやジムカーナライダーがたまに使う言葉に「追いブレーキ」というのがあります。
コーナーに入ってから追加でブレーキを増してコーナーリングすると速く走れるという考え方です。

これは結論から言うとお勧めしません。
追いブレーキは麻薬みたいな物で、ブレーキ中級者が使うとスピードアップ出来ます。
私も昔、この走り方をしていた時期があります。
でもこの走り方は、ブレーキを極めているとは言えません。

基本どおり、緩めながら最も曲がる所を引き出すのが正しい走り方です。
緩め過ぎた時に追いブレーキを使う事はありますが、追いブレーキ前提の走り方は転倒リスクが高いです。
レーサーがコーナー進入時によくフロントから転倒していますが、この追いブレーキが原因の事が多いです。

数年前に小椋藍が最終戦とその前のレースで2回連続で転倒してモト2チャンピオンを逃しましたが、追いブレーキが原因です。
去年の小椋藍はこの部分を修正出来ていて、ブレーキを極めてるレベルになっています。
先輩のモトGPライダーと比べても遜色ないレベルになっていますから、今後の小椋藍に期待出来ます。

追いブレーキに似た言葉に「レイトブレーキ」というのもあります。
相手を抜く為にブレーキを遅らせてインやアウトに突っ込んで行くレーシングテクニックですが、これが転倒やコースアウトの原因になる事も多いです。
いわゆる「突っ込み過ぎ」という状態です。
突っ込み過ぎの時に更に「追いブレーキ」を使えば、かなりの確率で転倒します。

現在、追いブレーキを基本に走ってる人は、追いブレーキの卒業を目指しましょう。
追いブレーキを使わなくても、追いブレーキと同等のコーナーリングスピードの達成は可能です。追いブレーキより習得は難しいですが、転倒リスクは大幅に低くなります。
緩めながらを基本として、最も曲がる所でブレーキリリースを1回止める事(私はブレーキのパーシャルと呼んでいます)を意識してください。


ブレーキのパーシャル
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