クリント・イーストウッド(刑事)とバート・レイノルズ(私立探偵)の凸凹コンビが、マフィアに立ち向かうアクション・コメディです。
相棒との皮肉と気の利いた掛け合いがカッコ良かったです。
時間が98分とタイトなのもこの作品に関しては良かったです。
物語は、荒唐無稽でマフィアの帳簿を手に入れた情報屋を巡り、対立するマフィアや探偵、警察による帳簿獲得合戦を観ることができます。
見どころは、80年代でもちょっと古い男(野郎)同士の愛ある貶し合いと大人の男女の恋愛です。
貶し合いと言っても馬鹿にしている訳でなく、心から相手を尊敬している裏返し(照れ隠し)で、口に出している言葉と本音が違うという「イイ会話劇」の典型的な手法の一つを観ることができます。
あと、出会って恋に落ちるとすぐセックスする80年代以降のハリウッド映画と違い、この映画濃厚なキスシーンが数か所あるだけで、肉体的な男女関係はほとんど描かれない。
でも、明らかにデキていると分かるし、キスシーンなんかは官能的で良いと感じさせるところに役者としての力量を感じました。
あと、殺しも(血のり控えめで)さっぱりしていて陰惨にならないところなんかも、80年代としても少し古い感じがしました。
しかしながら、生まれも育ちも80年代以降のバイオレンス全開世代としては逆に新鮮、でもちょっと退屈くらいの印象の映画です。
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