2019年3月15日(劇場鑑賞)
90歳でも人生をスリリングに謳歌できるということを証明した、超高齢化社会待ったなしの日本において金字塔となる映画でした。
物語は、クリント・イーストウッド演じる主人公(90歳)のハチャメチャな非日常(運び屋稼業)を描いた作品です。
この映画を観て、運び屋稼業悪くないなと思う人が出ると思いました。
※この映画で語られる内容は、むしろ逆で仕事より家族が大事という無難な着地でした。
端的に言うと、美女と3Pしたり、ブツを運ぶ度に数万ドルの稼ぎが得られる場面を何度も観られるためです。
しかし、この映画内における主人公は、まさにアンタッチャブルです。
まあ、白人万歳のアメリカ南部で、しかも退役軍人の爺さんを止められる人はいないし、この爺さん車の荷台にヤバい荷物がわんさか積んであるのに結構無茶します。
例えば、車がパンクして困っていた黒人を助けたり(ごく自然にニグロと呼んだのには本当に驚いた)、監視役のメキシコ人マフィアが警察に難癖つけられているのを仲裁します。
その他、朝までコールガールと思しき2人の美女と止まったモーテルで豪遊したり、麻薬取締局の職員と夫婦円満の秘訣を話し合ったり、目立つ行動ばかりします。
そもそも、黒のピックアップで麻薬運ぶとか運び屋らしい車を選ぶあたりの不用心さに、逆に不安になりました。
最後に、麻薬カルテルのボス宅で行われるパーティーシーンは最高で、もちろん美女が水着でプール飛び込んだりお洒落なカクテル飲んだりしているところも良いですが、バーテンをしている美女姉妹のキャスティングはとても良かったです。
その場面での会話でボスが、バーテンに「好きなものを注文しろ」に対してC・イーストウッドが、「ダブルで」と言います。
もちろん、ウイスキーのダブルが出てきますが、美人姉妹のことでもあります。
歳とってなお盛んなC・イーストウッドの気持ちのこもった作品でした。
ログインしてコメントを確認・投稿する