2018年4月14日(劇場鑑賞)
6900万ドルという大金をドブではなく、ジェニファー・ローレンスの胸元にぶち込んで制作された、オッパイ以外見所は無いうえに、そのオッパイを目当てに劇場に行った割に、満足できなかったという意味で、この映画は失敗作だと考えます。
物語は、事故によってバレリーナの道を諦めたドミニカ(J・ローレンス)はロシア政府直属の諜報機関の一員となり、美貌を活かした誘惑や心理操作で情報を入手する「スパロー」と呼ばれるスパイとして、奮闘するという話です。
この映画、何が不快かってオッパイ=誘惑という記号的な表現により、男は女の言うがままになると思っているように見えるのが不快でした。
劇中この女は、「脅迫」と「セックス」と「暴力」を武器に、アメリカ(CIA)とロシア諜報機関の間を行ったり来たりするのですが、美貌を活かした誘惑や心理操作なんて皆無でした。
そもそも、スパローの訓練所でもズルばかりして、まともに訓練受けていない。
男の心を操るには、男が心の底で望んでいることを実現させれば良いと教えられるのですが、この女は男を打ち負かしてドヤ顔でこの男の望みは「力」ですとか言い放つ始末です。
男が力を求めたら、震えて怯える演技をして満足させるのが、この訓練における正解であって、結果的に打ち負かしたためズボンを下ろした男がしょぼんと立っているだけで、男を思い通りに操れていないので、正直、監視官のいう通り「スパロー」としては不合格だと感じました。
そして、この映画最大の問題点は、宣伝からしてJ・ローレンスの女性的魅力を前面に打ち出しているのに、ずっとアクションに振り切った女スパイ物の傑作、アトミック・ブロンドの方がずっとエロかったことです。
それと、ロシアの諜報機関の上司として、プーチン大統領似の人が出てくるのですが、露骨なキャストで正直不快でした。
もっと知的な会話と(セックス込みの)色気で調略する映画だと思っていたため、私の嗜好とは合わなかったです。
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