(一日目・夜)
雨でずぶ濡れになってしまった。
ウェアは登山服なのですぐに乾くが、ナップザックはそうはいかない。
ベッドの上に荷物を全て出し、ナップザックを乾かすことにした。
たぶん朝になれば何とか乾くだろう。
そんな作業をしているうちに、すぐに夕食時間になった。
お盆の土曜日にも関わらず、満員御礼ではなかった。
やはりゲリラ豪雨のためにキャンセルが出たのであろう。
ペアレントさん曰く、今年はガソリン代高騰のせいで車よりも電車の方が多いそうである。
普段ならば埋まっている駐車場が開いていた。
夕食後は近くの温泉(おぶせ温泉 穴観音の湯)へのツアーがあった。
この頃には恨めしいことに既に雨は止んでいた。
この温泉の露天風呂からは、
天気がよければ小布施の街から遠くの山々も含めた夜景と星空が見えるらしいのだが、
雨は止んでも曇り空なので星空はなし。
夜景は小布施の町と対岸の山が精一杯である。遠くの町はガスがかかっている。
やはり中途半端である。
ただし温泉自体の泉質は良いので、それだけで充分である。
温泉に入っていて気付いたのだが、かなり気温が下がってきていた。
雷雨の後だから気温が落ちたというよりも、寒気が降りてきたようである。
YHへ戻りミーティングというよりは夜の懇談会となった。
ペアレントさんが前面に出てくるわけではなく、あくまで泊まっている人達が勝手に話しているだけである。
今回の変わった話は、「彼女と一緒に混浴に入るか?」という話だった。
ある女性が、
「女性グループ場合は混浴に平気で行くのだが、彼氏連れの場合に一緒に行くのが信じられない。」
男の観点でどう思うかを聞きたかったらしい。
自分もやはり嫌である。
逆の立場で見せ付けられた事もあるが、目のやり場に困るだけである。
23:00になりお開きとなった。
(二日目)
朝の天気予報では、今日一日曇らしい。
昨日温泉場で感じた「気温が落ちてきた」感覚は嘘ではなく、
実際に寒気が降りてきたため、昨日よりも気温が10度下がるらしい。一気に秋めいてしまった。
朝食を食べてすぐに宿をあとにした。
町が観光客で騒がしくなる前に、
昨日雨のせいで見られなかった小布施の町の中心をゆっくり見て周るためである。
町が静かなうちは、どこにでもある小さな街である。
中心地から外れるほど、果樹園が目立つようになってきた。
長野なのでリンゴが中心ではあるのだが、以外にもブドウやモモも多い。
また小布施なので所々に栗の木も目立つ。
感じとしては、山梨の勝沼・塩山・山梨市に近い感じがある。
いちばん有名な場所である"岩松院"へ行ってみることにした。
葛飾北斎が描いた天井絵"八方睨み鳳凰図"を見るためである。
この絵の価値がわからないため「特に何にも感じなかった…」
ただし、この後に北斎館行ったこともあり、ようやくこの絵の価値がわかってきたのである。
自分は掛け軸のほうが好きである。
小布施では果物を買って家に帰ることにした。
新幹線ですぐに帰ってしまうのも勿体無かったので、遠回りをして帰ることにした。
小布施から屋代へ抜けることにした。
須坂〜屋代間に始めて乗ってみたのだが、お盆終わりのUターンラッシュの割にはガラガラである。
ここまで人が乗っていないのは深刻すぎる。
完全に学生の通学向けで残っているだけなのだろう。
この後は来た時と同じく、しなの鉄道&横軽バス&JRでのんびり帰ることにした。
軽井沢のアウトレットまで来ると、やはり混んでいた。
ただし横軽バスは来た時のように旧道を通ることはなく、純粋に碓氷バイパスであった。
アウトレットへ向かう側の道路は込んでいるが、逆側は空いていたためである。
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旅行記:2000/08/16 Sat.〜8/17 Sun.
写真:岩松院
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