(三日目)
初日は福井市からみて北部、二日目は、東部ときたので、三日目は南部となる。
福井市から南へ行くのは初めてとなる。
ホテルを出て足羽川を渡り、敢えて福井鉄道に乗り鯖江に移動した。
西鯖江の駅出て、ハピラインふくい鯖江駅を超えて、めがねミュージアムへ移動した。
この日は風雨が強くなるという予報だったのだが、鯖江駅へ着くまでは小雨だった。
鯖江駅から東へ移動するにつれて風雨が強くなり、福井信金のATMがある鯖江支店に逃げ込んだ。
5分程経ち、風雨が弱くなってから、ようやく到着した。
オープンは10時からなのだが、雨除けの時間がありながらも少しだけ前に到着した。
数人のお客さんが待っていたのだが、私以外はミュージアムではなく店舗の方へ入って行った。
そのため、私一人でミュージアムを見ていた。
小さな企業博物館という予想をしていたのだが、予想通りといった内容であった。
眼鏡製造に関する機械が置いてあるのだが、個々の機械は巨大なサイズまでいかいな事もあり、小規模サイズの博物館でも製造工程に関する機械は全て並べられていた。
また歴史に関する資料も豊富で、十分に満足する内容であった。
これで帰ってしまうのは勿体ないため、ショップの方へ足を延ばした。
こちらはメガネフレームが大量にディスプレイされていた。もちろん売り物である。
眼鏡屋さんなので当然レンズ調整をする場所も設けられている。
このエリアには、著名人のサインが多く並べられているのが特徴である。
Mrs.GREEN APPLEの藤澤涼架のものがありました。(大森、若井の二人はない)
また著名人が使用していた眼鏡もあったのだが、そこまで興味がなかったのでスルーしてしまった。
一通り見終えたので、次の目的地である武生に移動した。
武生では昼食として名物ボルガライスを食べることにした。
武生駅前からそのまま西へ向かうと立地している、ヨコガワ分店で食べることにした。
到着した時刻が11時20分。オープン10分前だが行列が出来ていた。
この武生では運よく土砂降りの雨は降らず小雨状態。外で待つとしても何とか耐えられた。
前に並んでいた3人グループの人が、混雑から辞退したこともあり、私までがオープン直後の店に入店できた。
中に入ったものの注文順番としては最後のため、出来上がりまでは40分待たされる事になった。
雨に打たれないだけでもマシである。
ボルガライスはお店ごとに内容自体が違うそうだが、このお店では福井ソースカツ丼に使用しているカツを使用した、自家製トマトソース(デミグラスソースに近い)をかけたオムライスといったものであった。
見た目はかなりのボリューム感があるのだが、食べてみるとあっさりとしている、
量としても、見た目程は多くないため、まだ食べられるかなといったところ。
月一回のペースくらいで食べたいなと思わせる味だった。
お店は混んではいるものの、大半のお客さんは私と同じようにボルガライスの注文である。
(中にはハンバーグとオムライスセットの人もいた)
そのためお店の回転は早く、私が食べ終わるまでには1回転していた感じであり、平日の雨という悪天候もありお店を出た後の待ち行列は短くなっていた。
天気も小雨、時間があったので武生の街中をフラフラと歩くことにした。
昨日の大野市と同じく城下町・門前町の雰囲気があり、お店もたくさんあるようである。
しかし、昨日の大野市と違うところはお店が開いているという点である。
大野市の場合には観光地的なお店が多いのだが、こちらは日常使いのお店が多く、町自体が生きているという点に大きな差があった。
観光都市的なアピールがないため見落とされている感じがあるのだが、町歩きとしては最適なサイズな町であり、何かのタイミングがあればブレイクする可能性もあるように見えた。
越前市武生公会堂記念館の建物が気になり、写真を撮っていたのだが中に入れるようである。
1階は常設展「越前市の歴史と文化」となっており、歴史文化が学べる場所になっていた。
やはり駅前からヨコガワ分店の隣りにあった總社大神宮のあたりは、越前府中城の城下町だったのかと。
開発を行っても、何かしらの雰囲気が残ってしまうものである。
駅に戻り、本日の宿がある敦賀へ向かった。
敦賀に到着すると雨がやや強くなっていた。
歩いて移動する予定にしていたが、ずぶ濡れになるのは目に見えているため、ぐるっと敦賀周遊バスで目的地である赤レンガ倉庫へ向かった。
…のだが、乗ったバスはたまたま向かわないバスであったので、手前の市民文化センターで降りた。
降りたタイミングで雨が強くなってきており、赤レンガ倉庫に着くまでにスプ濡れになってしまった。
赤レンガ倉庫は写真スポットとしては映える場所なのだが、中身はというと鉄道のジオラマと飲食店しかない。
この事は知っていたのだが、来てみたら印象が変わるかと期待していたが、やはり変わらなかった。
そのため雨宿りポイントとしての利用にしかならなかった。
近くにある金崎宮に行く予定にしていたのだが、目の前にあるにも関わらず入口がわからない。
手前に敦賀港線の廃線跡があり、線路を跨げずに行き止まりにあってしまったためである。
港湾施設側から回って行こうかなと歩いてみると、敦賀ムゼウムという建物があった。
雨が強くなり雨宿りも兼ねて建物に入ってみることにした。
ムゼウムとは、ポーランド語で博物館や資料館を意味する言葉である。
1920年代のシベリアからのポーランド孤児の救出、1940年代の杉原千畝により発行されたビザを利用したユダヤ難民の上陸に関する博物館であった。
敦賀港がソ連側に開けた国際港である歴史は把握しており、終戦後の引き上げにも多くの人が上陸に利用した歴史も把握済み。
しかし、ポーランドとの繋がりは把握していなかった。
(ユダヤ難民の歴史は把握していたが、この港を利用していたところまでは把握していなかった)
これらの歴史に関して展示している博物館である。
戦争云々という感じの博物館ではなく、あくまでも上陸してきたポーランド人・ユダヤ人に関して日本での生活に関する箇所のみピックアップされている。
特に敦賀市内に留まり、他の地へ移動するまでの間(一部神戸市内へ移動した後の話も含む)の話が主である。
歴史的に埋もれてしまいそうな個々の事象を集めた、といってよい博物館であった。
2階は顕彰館的な意味合いも設けられており、ポーランド側からの感謝に関する手紙等が飾られていた。
今回の旅行では明治維新以降の戦争関連遺跡には行かないように心がけていた。
やはり予定外のタイミングで行く事になってしまった。これは行く事が運命づけられていたのだろう。
展示内容としては、重くなくさらっとした点で内容である。それ故に小さい子でも見やすい内容になっていた。
予定外に長居してしまったのだが、外を見てみると雨は強くなってきていた。
近くにある博物館等も行ってみたかったのだが、断念せざるをえなくなってきた。
急いでアーケードがある氣比神宮の地点まで戻り、16時半という早めの時刻にホテルにチェックインすることにした。
本日のホテルは駅前にルートインである。
この敦賀に関しては本館と別館の2棟があり、価格が安かった男性専用の別館に泊まることにした。
館内に入ると煙草臭い。調べてみると2階建ての建物の半分の部屋は喫煙室。
そういう理由で別棟にしたのだろうか…。と思わせる建物である。
1階の室内は煙草臭くないので助かったのだが。
なお口コミ等にもあるように防音設備が悪く、上の階の振動がそのまま伝わってくる。
駅前で格安宿泊価格なので、価格相応の部屋という事で最初から受け入れているので問題ない。
この別棟に関しては、室内にお風呂はなく大浴場のみという割り切りである。
宿泊人数自体も少ないので混むような事もなく、この点は快適であった。
なお無料朝食に関しては、本館まで移動した食べることになる。
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写真: メガネミュージアム(入口), ヨコガワ分店(ボルガライス), 敦賀ムゼウム
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