先週土曜日の話になります。
2週毎のお出かけサイクルで前回は雨天先延ばしで1週後の4/11に出かけたこともあり、今回は元のペースに戻っている。
4月第3週は、科学技術週間としての定例のお出かけ週である。
しかし、つくばの研究施設では最近は平日開催または別シーズンに、他の施設と被らないように開催することが多くなってきたこともあり、今年の開催施設は既に行ったことがある場所が多くなってしまった。
そのため、他の場所の開催を調べてみると、三鷹/調布の研究施設が見つかった。
2010年10月に一度JAXA調布航空宇宙センターの一般公開に行ったことがあるのだが、その場所の隣が今回の場所である。
サイトにも書いてあったのだが「JAXAとは別日開催」と念押しで書かれている。(JAXAは翌日だった模様)
一度も行ったことがない場所という事で、行ってみることにした。
三鷹駅からバスに乗って、三鷹市役所まで移動し、徒歩数分で目的地に到着した。
まずは海上技術安全研究所(NMRI)から。
最初に目に入った400m水槽から。
400m水槽に船の模型を浮かべて、船に働く力を調べる実験を行っており、船が作る波の様子を見ることができる。
積載量と運搬時のエネルギー量ら、効率的な船の構造を調べる事を目的にしている。
この400m水槽の上を移動(乗り物に乗って)して、見学することができた。
NMRIは他にも見どころがあるのだが、まずは隣の電子航法研究所(ENRI)へ移動。
こちらでは航空電波・ナビゲーションシステムの開発がメインのようである。
仙台空港をメインにして色々な開発を行っているようで、リアルタイムの仙台空港がみられる映像と管制装置が置かれていた。
隣の交通安全環境研究所(NTSEL)へ移動。
こちらは日本自動車研究所(JARI)と似たような研究施設(排ガス測定、エアバッグ作動試験)と車の審査を行う場所が設けられていた。
交通安全の名の通り、自動車だけではなく、鉄道の台車試験、索道(ロープウェイ・リフト)のケーブル耐久試験を行っている施設があった。
自動車エリアに戻ると、本物の京王バスの路線バスが置かれていた。
実際に目にするのは初めてとなる、現金が使えないバスである。(この研究所の周囲では、現金不可のバスが走っている)
この路線バスはクレジット乗車が出来るバスでもあり、近所にあったら利便性が高いバスなのだが、まだ地元では入る気配は感じない。
再びNMRIへ戻り、海洋施設を見ていくことになった。
次は「波のダンスショー」と書かれてエリアである。
巨大なプールに波を起こして、水面に文字や絵を描いていた。
プールの周囲に張り巡らされた造波装置を用いて、計算によって求められた時間で波を発生させる。波が衝突した瞬間に波の山と谷ができるので、絵や文字を浮かび上がらせることができる。
実際の研究では、海洋上の様々な波、台風のうねり・土用波、地震津波のような大波を起こして、波に強い船を研究しているとの事。
この造波装置を用いたエリアは、もう一箇所あり円形プールの深海水槽でも行っていた。
こちらのプールは小さめなため、もっと詳細な絵を描く事が出来ていた。
[参考]
https://www.google.com/url?sa=t&source=web&rct=j&opi=89978449&url=https://www.instagram.com/reel/DXWCwkCjMFE/&ved=2ahUKEwjFwtycy4uUAxXlr1YBHakrK1gQtwJ6BAgREAI&usg=AOvVaw146Kt2Il5IZgbM64vLRmvD
下記動画は昨年の一般公開のものですが、今年も内容は同じです
今回の施設では強風体験がNMRIおよびNTSELで各々1か所ずつあった。
各々対象は船、自動車と異なるが風力抵抗を計測する試験であるが、体験としては強風を浴びるだけである。
風に関しては、NTSELの方が激しい風を浴びることになった。
最後に立ち寄ったのは、「船橋での公開体験」というエリアである。
全周360度のシミュレーションシステムで、昼間/夜間、凪/強風・大波での航海を体験できる。
操舵室は地面に固定されており、斜めに傾いたり、振動が発生したりすることはない。
しかし、全周360度のシミュレーションシステムで映し出される映像は、波によって揺れている映像である。
そのため、実際には揺れていない操舵室にも関わらず、映像のため錯覚で揺らされている気分に陥る。
体調が悪ければ、船に乗っていないにもかかわらず「船酔い」に成りかねない。
最初は操舵室から、次は操舵室から降りて単なる床から映像を見ていた。
シミュレーションシステムで映し出される映像は、想像していたよりも波で大きく揺れていた。
これでは錯覚して酔っても変ではない。
このエリアで全て(工作コーナー除く)を見終えた。
じっくりと深追いしなかったにも関わらず、4時間かかってしまった。
2014年に独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)へ行ってから12年経ち、久々に海洋研究施設へ行かれたので、大変面白い内容であった。
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写真: 400m水槽(NMRI)、仙台空港管制システム(ENRI)、鉄道台車試験設備(NTSEL)
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