mixiユーザー(id:4380531)

2025年07月31日00:00

435 view

映画2025年5月,6月『リライト』

フォト
ゴーストキラー
サンダーボルツ*
未完成の映画
異端者の家晴れ
今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は晴れ
お母さんが一緒
水深ゼロメートルから
たべっ子どうぶつ THE MOVIE
新世紀ロマンティクス晴れ
サブスタンス晴れ
REVENGE リベンジ
フォト
サスカッチ・サンセット晴れ
かくかくしかじか
ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング晴れ
リロ&スティッチ晴れ
MaXXXine マキシーン
テルマがゆく! 93歳のやさしいリベンジ
JUNK WORLD
ラブ・イン・ザ・ビッグシティ晴れ
フロントライン
おばあちゃんと僕の約束
親友かよ
リライト
フォト
5〜6月は23本の鑑賞。晴れマークがお気に入り作品。今回は該当ないが雨マークは期待ハズレにもほどがある作品。
フォト
フローレンス・ピューとセバスチャン・スタンに釣られて観た『サンダーボルツ*』で思ったのは、MCUはこれからどこに向かってくのだろうという路頭の部分。ラストのオチは上手いなとも思いつつ、どこに軸足を置いて新しいアベンジャーズを築くのか輪郭が未だに見えてない。フェーズ4以降のMCUは『エターナルズ』『マーベルズ』そして今回の『サンダーボルツ*』と、フェーズ6に向けての下地作り目的以外でのモチベーションが伝わらない。それを1本の映画然として公開されても、こっちはその作品単品でも楽しみたい訳で肩透かし感を覚えざるを得ない。いよいよそのフェーズ6の1作目となる『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が公開されたが果たしてどうか(現時点では未見)。『サンダーボルツ*』の主要キャラ達は年末公開予定の『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』に名前を連ねているので、そこまでは見届けないとならないらしい。このシリーズはそうやって毎度サーガを繋ぐのだが・・・
フォト
晴れマークを付けてレビューを書いていない作品に『サスカッチ・サンセット』。異色中の異色作で、原始の人間を現代に生きさせるという残酷な仕打ちをニュートラルに描く面白さが際立っていた。自然の中で本能に生きることを良しとするか耐えかねるか、委ねられた鑑賞側の思いは千差万別。我々は結局は生か死かなのだ。
フォト
期待し過ぎて気の毒だったのは『JUNK WORLD』。『JUNK HEAD』の続編だが、低予算のどん底でほぼ監督単独で作り上げた前作から、今回は予算もスタッフも増えて(それでも1本の映画としてはありえない人数の少なさ)映像クオリティも格段に上がった。だがそれ故に手作り感が希薄になって、グレードアップが前作の愛着部分をスポイルしてしまった。クラウドファンディングにも参加してエンドロールに名前がテロップされるだけに、自分がどういう期待を抱いていたのか自身で見えなくなったのかもしれない。もう1度鑑賞して更なる最終作には備えておきたい。
フォト
同じく期待していたミア・ゴス主演『MaXXXine マキシーン』。普通に観たら間違いなく面白いのだが、こちらとしては『Pearl パール』を観ているので続編へのハードルが高い。極端に言えば今回は “狂気” が足りないに尽きる。志としては『ストレンジ・ダーリン』に完敗した感あり。
フォト
『リライト』(日本)
松居大悟監督作は『アズミ・ハルコは行方不明』『くれなずめ』『ちょっと思い出しただけ』に続き4本目の鑑賞。今作はSF的仕掛けを取り込んで最もエンタメに振り切り、そこに監督の得意とする若者群像劇を核とした集大成且つ新しい挑戦とも感じた。一方で気になったのは説明的な台詞の多さで、観客の想像力に委ねる余白が削がれている作風はこれまでと一転している。『鬼滅の刃』などを観ると、これくらい親切に語らなければヒットしないのかと思わされるほど説明台詞の嵐なのだが、それら近年の大衆映画の傾向に阿る印象を持ってしまった。『アズミ・ハルコは行方不明』のように説明不足で不親切だと批判されかねないジレンマが監督自身にもあったのだろうか。
フォト
高校3年の夏に美雪(池田エライザ)の学校に転校してきた保彦(阿達慶)は、実はある小説に憧れて300年後からタイムリープしてきた未来人だった。保彦にそれを告白された美雪は恋心を抱き、秘密を共有することで他のクラスメートを出し抜いた特別な関係となりデートを重ねる。保彦にもらった薬で10年後の自分に会うためタイムリープした美雪は、未来の自分に自身の著書だという小説本を見せられるが、それは未来で保彦が求めている小説だった。美雪は高3の夏の保彦との物語を小説化して時間のループを完成させることを約束する。10年後にようやく小説本を出版した美雪は、過去からタイムリープしてくるはずの自分を待つが何故か現れない。高校時代の同窓会をきっかけに再会した仲間たちとの会話で、この小説と保彦の驚きの真実が明らかになっていく。
フォト
物語の核となっていく同窓会以降のどんでん返しは、同級生のひとりが橋本愛のキャスティングであることから予兆を感じるものの「未来の小説を書き換える」というタイムリープの矛盾を突いたサプライズは斬新で、キーマンである茂(倉悠貴)の恋心を物語の決着に直結させずに余韻に回した部分が巧みだった。そして何気なく放たれた「薬を夫に作ってもらった」というある人物の一言が重く響き、タイムリープの枠を超えてパラレルワールド的な解釈を誘発する仕掛けも一筋縄では済ませないダメ押し感がある。
フォト
複雑で興味深いストーリーではあるものの、繰り返しになってしまうが説明台詞が過ぎるところだけが悪い意味で寸劇的に見えてしまい惜しい。コンビネーションとなる脚本・上田誠が手掛けた『リバー、流れないでよ』(2023年)が、結果的に『リライト』の実験作として機能しているのに気付いたのは面白い発見なのだが、こちらは寸劇的なコメディ映画に仕上げているので説明台詞に違和感がない。今回は映画的に何倍にも洗練されたエンタメ映画になっているがために気になるのだろうか。

<映画レビューを切通理作さんのメルマガ内にて連載しています>
月2回配信、購読開始から1ヶ月無料
http://yakan-hiko.com/risaku.html
切通理作編集メールマガジン『映画の友よ』
【 料金(税込) 】 660円 / 月
【 発行周期 】 月2回配信
【 最新発行日 】2025年6月30日
映画の友よ Vol.272, 273
<『LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族』『ミッション:インポッシブル ファイナル・レコニング』『リロ&スティッチ』『私の見た世界』>
14 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年07月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る