2024年6月23日BS録画鑑賞
実話と聞いて驚いた、大金持ちの名誉欲を満たすため組織を寄付金で腐らせる蛮行を行った。馬を愛でている方がよほど迷惑にならないと思った。
物語は、金持ちがスポーツを私物化したうえに選手をつぶしたという話です。
ロサンゼルスオリンピックで金メダルを獲るものの、マイナースポーツであるレスリングではお金にならず栄光も得られないため、鬱屈していた主人公を救ったように見える前半と、金持ちの道楽に付き合わされ酒とドラックに溺れてレスリングに興味を失っていく中盤、お兄さんの助けで持ち直すもやっぱり駄目だった終盤と概ね3つに分かれます。
大金持ちのジョン・デュポン氏は少しも笑わないし表情も無表情で怖い感じがするのですが、結論から言うと最初から最後まで一貫してそういう人物だったと分かります。
お兄さんは最初から最後まで一貫して弟思いかつ一人の人物としてもできた人で、多くの人を教え導く良い人でした。
主人公は、才能があったかもしれませんが人格的に問題があり、尊敬できる人物というよりは荒くれものみたいな感じでした。
この映画普通のスポーツ映画と違い不自然な描写が多くありますが、それは当然で大金持ちであるジョン・デュポン氏が偉大な人物であること、米国のレスリング界を世界の頂点に導いたコーチであることを自伝的に記録したドキュメントであるためです。
なので、地獄の猛特訓とか無いですし、練習しているところが映ってもジョン・デュポン氏が中断させるみたいな感じで、これでは勝てなくてもしょうがないねって気分にさせます。
というか、この映画135分あるのですが少しも面白くないように作られていて、主人公が何かを乗り越えて栄光を掴むという話ではなく、金持ちに弄ばれて没落する話だからです。
この話が事実だということだけが、この映画を観る意味かなと考えます、お勧めです。
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