2023年8月13日BS録画鑑賞
クリストファー・ノーラン監督の作品で、どうやらテネットの原型のようだった。
新しい記憶を覚えられない男が事件に巻き込まれる映画で、映像体験的には結果から遡って過程を見せて行くので、広い意味で逆行体験と言える。
物語は、新しい記憶が覚えられない主人公が妻の復讐と麻薬取引に関係する事件に巻き込まれる話です。
最初に結末を観て、そこから映画本編をまるでビデオの巻き戻し、再生を繰り返しながら確認していくような作りのため、先に意味不明な事態が起こり、そこから過程が見えて理由が分かるという細かいネタバレを連打の様に浴びせられる体験がこの映画の魅力だと感じました。
結論から逆算すると、主人公は嘘つきで主人公が嘘つきと思い込んで殺した相手が真実を語っていたのですが、そもそも記憶を保てない主人公にとって嘘とは何か、記録は嘘をつかないと主人公が言っていたがその記録は主人公自身が付けているため、自分に都合のより記録を残したとは思えなかったのか、そのまさかを突いたところにこの映画の脚本の妙があります。
この映画は一度目は体感する、二度目は確認する、二度観るのがお勧めです。
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