2023年1月29日劇場鑑賞
競馬はお金持ちが楽しみでやる分にはいいけど、この映画のような貧しい人が馬主になるとお金でモメて大変だと感じました。
実話なんだと160円/1ポンドだからそんなに儲からなかったけどね。一人23万円配当位。
胸の高鳴りは買えたようだし、良かったとは思います。
物語は、夢も希望も無い田舎町で馬主の共同組合を設立し賞金を稼ぐ馬を育成した話です。
競争馬とは金の掛かる生き物で、賞金を稼ぐことに価値を見出すため、貧乏人が資金を持ち寄って夢を追うと完全に詰む嫌な話でした。
それでも、本作は結果を出したのでまだ感動気な話で終わることができましたが、これが復帰できず引退となったら目も当てられなかったと考えます。
この映画は、物語を盛り上げる仕掛けに乏しく結果のみを淡々と描いているため、共同馬主組合に無関心だったなぜか町の人々が急に馬に関心を持つようになったり、みんな馬主になる話を聴いてくれない風だったのに出資してくれたり、地元の星になる肝心の馬はすぐにファームへ送られたりと地域が馬を中心に盛り上がっていく過程というものがほとんど無かったのはマイナスだなと感じました。
それと、競走馬は保険により走れなくなり殺処分されると保険金がもらえる、良い馬はお金で売買される等、競馬業界の裏側というかお金持ちが道楽でやるくらいがちょうど良く、貧乏人がなけなしのお金で挑むには世知辛すぎると感じました。
クライマックスの競馬シーンは手に汗握る盛り上がりでしたので、競馬って面白いなと思えるくらい良い映画でした、競馬入門映画としてはお勧めです。
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