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2023年01月14日18:05

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映画「SHE SAID〜シー・セッド その名を暴け〜」☆☆

2023年1月14日劇場鑑賞

ハリウッド女優を意のままに食い散らかしたクズだと思ったら、自分の部下に対しても同じことをしていた想像以上のクズ。
美人を選り好みしていたのではなく、手の出せる女は手あたり次第ヤッていたところがクズすぎて気持ち悪かった。
なお、示談すると4割弁護士の取り分になるため、被害者は弁護士からも示談を勧められるという地獄。

製作総指揮にブラッド・ピットが参加して、グウィネス・パルトローの家に記者が訪ねるシーンがあったのは印象的でした。
昔、B・ピットはワインスタインに俺の女(グウィネス・パルトロー)に手を出すな的なことを言ったような報道があったと思いましたが、製作総指揮に入っているということは事実に近い報道だったのかなと考えます。

物語は、#MeToo運動が世界へ広がる大きなきっかけのひとつとなった、ニューヨーク・タイムズ紙による2017年の性暴力報道を描く。

誰でも知っているような映画を何本も世に送り出した映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインの恥部、何十年にもわたる性暴力事件を2人の女性記者が追いかけ、ワインスタイン側からの妨害にも屈しなかった姿が今の働く女性像にも合致して良い映画の雰囲気を出していました。
なお、働く男性を描くとき家庭的な場面を描くことはあまり無いですが、働く女性を描くときはそれを支える夫の姿が描かれるところなんか女性的で良かったです。※女神の見えざる手のようなバリバリのキャリアウーマンも嫌いじゃないですが。

この映画の冒頭、映画の撮影現場に行く女性が画面左から右へ希望に満ちた表情で映され、その次のカットで涙を流しながら道を走る女性を右から左へ映してタイトルへ繋がるというお洒落な演出で始まります。

その他、情報を聴き出すのに私のお婆ちゃんはユダヤ人で腕にあるタトゥーのことを話してくれたと記者が言えば、相手もうちのお婆ちゃんは昔の話はしなかったと暗に情報を言いたくないと返したり、自分のスマホのロックを解除した状態でトイレに行くから自由にしろと席を立ったりと会話や演出が上手いと感じました。

なお、映画で語られる内容は最低レベルのクズの話で、ワインスタインはスタッフや若手女優等立場の弱い女性をホテルに連れ込んで、「これが業界のルールで普通のこと。」と手籠めにして、訴えると言われたら沈黙を条件に示談(しかも、訴えた側の弁護士に示談金の4割が報酬として支払われる)にできるということで、やりたい放題やっていたことが暴かれます。

勇気のある女性が女優生命や乳がんの手術等死を賭して語る内容が記者により記事になることで、この映画が終わるところもとても良かったです。
内容が内容だけに一般的には勧めないですが、映画好きなら観ることをお勧めします。
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