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2019年11月10日19:51

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映画「第三夫人と髪飾り」☆

2019年11月10日(劇場鑑賞)

タイトルの髪飾りとは?その意味は知りたい。
情報少なすぎて難解な作品。

物語は、昔のベトナムが舞台で生糸産業で財を成した大きな家に第三夫人として嫁ぐ少女を主人公に、美しくも切ない女性の生き方を描いています。

印象は性と死、女性ばかりが働いており極端に男性が排されているのも印象的だった。
そして、美しいベトナム農村描写にうっとりした。

黄色い花のエピソード、これがゾッとする死への予感。
その他、牛が死ぬエピソードや鶏を絞めるエピソードなど生活の中で死が描かれていて、そのことが妊娠した主人公の傍にあることが対比として美しかった。

果物を食べると流産するという件、見方によっては流産させたようにも映るけど、その辺りの見解は謎。
息子は一人でよいという意思表示なのかもしれないけど、深読み過ぎるかなと自分でも思った。

息子の嫁問題は、ひどかった。父さんの第二夫人とヤッていた息子は少女のことを女と見れなかったのだろうと思った。
ただ、少女に手を出して第二夫人も手に入れるような真似をしないだけ、息子は純愛だったとも言える。
女性に焦点を当てた話のため、私の想像していた情熱的な男の取り合いではなく、もっと日常生活に根差した生き様のように見えました。
※実際よく働いていました。
もっと濃厚な濡れ場が観れるかなと若干期待していましたが、いい歳したオッサンが良い女をとっかえひっかえ抱く映画だったら逆に男は嫉妬して狂い死んだと思います。

なので、濡れ場はほどほどに「性」を感じるような描写(初潮や少女が男になりたいと言う等)を多く取り入れることで、どこか冷たい美しさを全体に漂わせていると感じました。
それと、川で水浴びするシーンが何度か出てきますが、金太郎の前掛けみたいな下着姿は東洋の神秘というか観たことの無い魅力がありました。

本国では上映禁止になったと聞きます、それくらい強烈な作家性のある映画ですので、劇場で観るのがお勧めです。
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