2018年5月13日(劇場鑑賞)
もちろん、面白かった。
しかし、約40年前に製作された本作のその後(アニメ:機動戦士ガンダム)を知っていることが前提で作られているため、この映画を面白いと考える自分はすでに過去の人ではないか…と、現代を生きる身としては苦しい映画でした。
物語は、ルウム戦役から南極条約締結、そして機動戦士ガンダムの直前までを描いた作品です。
まずは、この映画の白眉でありクライマックスでもある圧巻のルウム戦役シーンはすごかった。この映画を観に行くような好事家は、全員「赤い彗星」のことを知っているはずですが、仮に知識の無い人でも「赤い彗星」だと理解できるような素晴らしい戦闘シーンでした。
ぶっちゃけこの映画は、85分の上映時間中ざっくり25分でルウム戦役を堪能し、残り60分は南極条約に絡んだ政治劇と後にホワイトベースのクルーとなる皆さんの日常を惰性で映し、最後は「V作戦始まるってよ☆」で終わります。
この映画、ガンダムに関する基礎教養を共有していることを前提に作られているため、(キャラ紹介とか全く無い)不親切極まりない描き方をしています。
なので、むしろガンダムのこと知らない人の感想を知りたいと思いました。
それと、これは言っても詮無きことですが「シャア」も「アムロ」も声優さんの声に若々しさ荒っぽさが無く、艶というか熟練した達人のような雰囲気が感じられるため、あの年代の青年を演じるには無理がある…なんてね。
16歳の青年を64歳の大人に演じさせるなんて、普通の役者では無理なので声優という職業の技術の高さを尊敬しています。
最後に、赤い彗星の凄さは堪能できたので、今度はソロモンの悪夢を知りたいです。
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