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2018年01月31日23:21

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映画「バーフバリ〜王の凱旋〜」☆☆☆

2018年1月29日劇場鑑賞

 正月に観なかったことを後悔した、そんな景気のイイ作品でした。
バーフバリ!、バーフバリ!!、バーフバリ!!!と民衆の熱気と共に劇場内の観客も興奮の度合いを強めていくド派手アクション映画で、インド映画には驚かされることが多いけど、この映画を劇場で観られたことは本当に良かった、シヴァ神に感謝!

物語は、インド古代にあった架空の王国を舞台に親子二代に渡る王座を巡る兄弟の話で、前編(138分)、後編(141分)の超大作となっています、ちなみに本作は後編部分。

視覚効果(VFX)が作り物っぽくて最初ちゃちいと思いましたが、主人公の超人的なナイスガイぶりや演劇的な演出など現実離れした世界観のため、視覚効果の方を世界観に合わせて練り込んだ結果だと感じました。
※実際、インドはハリウッド超大作のCG部分を下請けするくらい技術力は高いとのウィキ情報。

現最高権力者とその母の前で、「懐妊お祝いは王座!」とバーフバリに訴える奥さんや、苦渋の決断でバーフバリを裏切ったカッタッパに嬉々として自分が黒幕ですと語るバラーラデーヴァ(バーフバリの兄)など、正直どうかと思う物語上の嘘はありますが、そんなの関係ねぇ!と主人公の屈託のない笑顔一つで呑みこめてしまいました。

インド映画の凄さは、今時中国でもお目にかかれない3万人のエキストラ!など物量はもちろん、役者を撮影8ケ月前からトレーニングにより馬術、武術を習得させ、さらに筋トレにより100kgを超える体格をCGでなく実写で造らせるなど、映画に懸ける想いが伝わりました。
実際、ラストの殴り合いは筋肉×筋肉の迫力あるシーンでしたし、戴冠式の場面のバーフバリ!コールはまさに熱狂でした。

映画全体に大味な印象な風で語りましたが、盛り上げる小ネタ(仕草など)が散りばめられているおり、それらを強調するような不自然なカメラワークによって、その小ネタが繰り返されるほど観ている観客は陶酔していくという、監督の意図で人為的に創られた熱狂の渦に叩き落されました。
個人的な好みで言うと、「それとなくあっさりした語り口で観客が、ハッと気づく。」くらいの方が良いですが、これくらい強調すると馬鹿でも分かるし、とても盛り上がったのでそんな細かいことどうでもいいという気分になりました。

いつも長尺の映画に対して冷淡な態度を取りがちでしたが、この映画は全然長くなかったです。
むしろ、本国公開版(171分)や前編・後編ぶっ通し(279分)でちょうどいいくらいの空前絶後、豪華絢爛、常識破壊な痛快娯楽超大作でした。


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