人の皮を被った獣達による冥府魔道の物語である。
年末観たのは失敗だった、正直年末向けの映画じゃない。
とにかく不快、人の悪い部分を強調して殴り書きしたような突き抜けた作品だった。
しかしながら、橋本マナミと瑛太の濃厚セックスシーン目当てで観に行った割に、「当たり」を引いた印象の映画だった。
とは言え橋本マナミのおっぱいを見られなかったうえに、瑛太が(おっぱいを)腕で必死に隠すので不自然な体位になったことから逆に萎えたので、その点では明らかな「はずれ」だった。
物語は、閉塞感のある島社会で人格的に歪み人の道を踏み外した主人公達、天災により故郷を追われ都会で暮らすが、島の生き残りと再会し過去と向き合うことで悲劇を繰り返すことになるという話です。
印象的なテクノミュージックで始まるOPからの島での暮らし、そこで弟分の輔が虐待を受けていることと、誰も助けようとしない描写をさらっと入れつつ、14歳の中井美花(紅甘)から誘われて主人公と良い感じになるのかと思わせてからの狂言レイプシーン、ブチ切れ主人公による撲殺&天災により島壊滅で、タイトル「光」と共に音楽ドーン!とここまでがアバンタイトルというスマートな語り口にガツンとやられました。
出演者は、みんな良くて井浦新、瑛太は言うに及ばず、長谷川京子が能面のような美人で、橋本マナミが不倫団地妻とかはまり役すぎてイメージ通りなのも良かった。
ちなみに、一番エロかったのは紅甘でした。
「椿」を印象的なカットや娘の名前として使っていますが、「椿は冬の花なのにおかしくないかな。」と上映中若干のノイズになっていました。
あとで調べてみると、ツバキ科ナツツバキ属で分類される夏に咲く椿があると知ることができたのはうれしかったです。
「光」というタイトルは、とても分かりづらくこの映画の凄惨な状況で誰に対して何の光が見えるのか最初理解できなかったけど、なるほど一人一人の状況は最悪だけど希望(光)はあると言えなくもないと感じる程度には理解できました。
※こういう行間を読むような疲れる映画を年末に選んだのは明らかな失敗だった。
最後に、自分の彼女が青姦楽しんでいる場面に遭遇して、「助けて、無理やりヤラれたの。」って言い訳を信じられる無垢な人間になりたくないと思える映画でした。
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