冒頭のシャワーシーンで篠原涼子のスタイルの良い全身裸体(ビニール越し)を見られるのが、この映画のハイライトでした。
基本的なアンフェアの構造は、謎の猟奇殺人→雪平の独自捜査→犯人逮捕(射殺)→黒幕の影→以下ループとなります。
今回は、そういう意味ではループが閉じて解決すると言えなくも無いですが、(警察と検察、裁判所が実はグルという)問題を告発して終わることを解決とどうしても理解できなかったです。
場面ごとに面白く最終回の意気込みを感じる反面、今までガンガン広げた風呂敷を雑に回収して全部のつじつま無理くり合わせて、良かったねと必死に説得するような構成でした。
特に、このアンフェア最大のテーマの一つである、雪平父殺人犯の正体は、発覚のタイミング的にも犯人の意外性的にも残念な内容でした。
特に個人的に不快だったのは、実は(前作で敵から奪った)資料に不備がありこれでは足りないという冒頭シーンで、前作を全否定された気分にさせられたことです。
「告発=解決」なら前作のラストをちょっと長くすればそれで終わったという憤りを感じました。
※こういう(儲かるなら続ける)タイプの続編は、トータルで作品自体の価値を下げるリスクの高さから好きになれない。
あと、警察と検察と裁判所が共謀している巨悪があるとして、邪魔する人間を殺人するようなリスクの高い口封じするとは思えない。
普通に警察が被害届を受理しないとか、検察で不起訴にするとか、もしくは裁判所で無罪にするなど、各々の役割で十分対応できると思う。
そして、この構造が仮に存在するとしてどこで軍資金を稼いでいるのか。
もっと露骨に言うと、「悪」として弱い。
例えば、大企業の幹部や政府要人の「他人には言えない秘密」をネタに脅して私利私欲に走っているような描写や、逆に権力者の犯した罪は見逃しているという描写を入れないと、単に雪平親子絡みの因縁に対する陰謀論にしか見えないという本末転倒な話になってしまっていると考えます。
(アンフェア全体の作品として)立つ鳥が後を濁したと思いつつ、そういえばラストにもう一度冒頭の(シャワー)シーンが出てくることから、サービス満天だったなという別の感想を持ったことは内緒です。
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